オウンドメディアには企業SNSが必須!効果的な連携で流入を最大化するポイント

オウンドメディアとSNSの連携

企業によるオウンドメディアやSNSは、今やマーケティング活動やブランディングに欠かせない存在です。当記事では、オウンドメディアとSNSを連携させるメリット、4つの主要SNSの特徴と活用のポイント、企業におけるアカウント運用やインフルエンサー活用について、わかりやすく解説します。
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オウンドメディア運用におけるSNSとは?

オウンドメディアとは、自社の顧客接点を増やすことを目的に、顧客の課題解決となるコンテンツ(記事)を掲載したWEB媒体を指します。主に自社の商品・サービスと相性の良い検索キーワードで、SEO対策したコンテンツを作り、ユーザーによる検索流入でページビューを伸ばしていきます。

とはいえ、新設のWEBサイトに数本のコンテンツを掲載しただけでは、なかなか集客は見込めません。既にあるお客様との接点を活用して、オウンドメディアへ集客することが重要であり、中でもSNSの活用が効果的です。

オウンドメディアとは?

オウンドメディア(Owned Media)とは、自社で保有・管理しているメディアのことで、主にブログ形式で、自社の商品・サービスのターゲットとなるお客様の課題解決に繋がるトピックスをテーマに、定期的にコンテンツを掲載していきます。

広告費を支払って他社の媒体に掲載するペイドメディア(Paid Media)に対し、自社のコントロール下で安価に運用することができる点が評価され、数年前から今も尚、参入する企業が増えています。

さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:【3分でわかる】オウンドメディアとは?目的や役割、ホームページとの違いなど基本を解説!

SNSとは?

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略称。日本語にすると、「会員制交流サイト」で、メールアドレスなどを登録し、実名もしくはハンドルネーム(SNS上のニックネーム)で、会員同士が交流できる仕組みになっています。SNSの中には、企業の活用も推進し、個人向けのアカウントでは使えない、企業向けのアカウントだけに特化した機能を実装しているものもあります。

この記事では、多くの企業が運用している、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)、Twitter(ツイッター)、LINE(ライン)の4つのSNSについて、オウンドメディアとの連携を解説していきます。

SNSをオウンドメディアとして活用する動きも

昨今のトレンドとして、SNSをオウンドメディアと同様の位置付けとして、活用する企業も増え始めています。自社でブログ型情報サイトを構築しようとすると、それなりの費用と準備期間が必要になりますが、SNSを使えば簡単に情報発信が可能になります。
notepro
引用:note pro

例えばnote(ノート)というSNSでは、企業の情報発信をサポートするnote pro(ノートプロ)というサービスを「オウンドメディアを簡単に続けられる」というコンセプトで提供。noteは、上記4つのSNSと違って、比較的長文を掲載するユーザーも多く、記事メディアとして受け入れられている、という特徴もあります。

SNS活用の3つのメリット

最初に、オウンドメディアにSNSを連携させるメリットを考えてみましょう。

皆さんもご存知のように、スマホの普及に伴い、SNSのユーザーは右肩上がりで増え続けてきました。この、スマホからいつでも気軽にSNSにアクセスできる、という特徴がそのままメリットに反映されているのです。ひとつひとつ、見ていきましょう。

メリット1:短期間で検索流入効果が見込める

SNSの普及で、検索エンジンによる検索だけではなく、SNSでの検索を取り入れているユーザーが増えています。
スマホで調べものをするときに使っているもの
出典:LINEリサーチ

LINEリサーチによると、「スマホで調べものをするときに使っているものは?(複数回答可)」という問いに、全年齢の合計で検索エンジン・93%、SNS・59%、という結果が出ています。さらに、SNSの回答率は年代が若いほど高くなり、10〜20代では70%を超えます。

この結果から、ユーザーは「検索エンジンでの検索」と「SNSでの検索」を使い分けている様子が伺えます。検索エンジンでの上位表示の評価を獲得するには、通常数ヶ月から半年はかかるのですが、SNSでは検索のアルゴリズムが異なるため、当日でも検索結果に反映させることが可能なのです。

つまり、企業側が検索されることを前提にSNSを活用すれば、検索エンジンでは出会えないユーザーと、タイムリーに出会うことができる、というわけです。

メリット2:ユーザーとの距離が近い(双方向&口コミ)

SNSは「双方向でのコミュニケーション」が可能です。ダイレクトメッセージを使えば1対1、投稿へのコメントを使えば1対多数でやりとりができるからです。

多くのユーザーは、友達と気軽にやりとりをする感覚で、企業アカウントの投稿に対しても、「いいね」という好意的な反応を送ったり、ちょっとしたコメントを書き込んだりします。

もちろん企業側でも、それに対して反応をしたり、ユーザーの投稿に「いいね」を送ったりすることができるため、友達や知り合いのように距離感が近いといえるでしょう。

また、ユーザーによって写真と一緒にSNS投稿された感想は、繋がりがある人のリアルな口コミとしての役割も果たします。それをワンクリックで手軽にシェアができるのも、検索エンジンには無い特徴です。

メリット3:検索エンジンにも良い影響

SNS経由で検索されたり、シェアされたりした結果、Googleの評価にも良い影響を与えます。

それは、コンテンツに多くのユーザーが流入してページの表示回数が増える、読んでもらうことで滞在時間が増える、投稿がシェアされて被リンク(自社のサイトにリンクが貼られること)が増えるためです。

これらのメリットがあるため、オウンドメディアの運用にはSNSとの連携が必須ということがお分かりになるでしょう。

4つの主要SNSの特徴と活用のポイント

ここからは「企業アカウント」の活用を前提として、企業に人気のある4つのSNSの特徴と活用のポイントを解説していきます。

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • LINE

主要ユーザーの年代や使用目的など、それぞれの違いについてみていきましょう。

Facebook(フェイスブック)

facebook
引用:Meta「Facebook」

2006年に一般公開、日本語化は2008年。実名登録を推奨しているため、ビジネスでのユーザーも多く、企業アカウントに関しては、Facebookに登録していないユーザーでも閲覧可能なことから、自社のHPと同じように注力している企業も多いという特徴があります。

企業アカウントを運用する目的で個人アカウントを利用しているユーザーも多いため、BtoBの商品・サービスと相性抜群。Facebookグループなどの機能を使えば、メンバーを限定して情報発信ができるため、濃いファンや関係者と交流できます。

ただし、他のSNSに比べると、10代・20代のユーザーが少ないことから、若者をターゲットにした商品・サービスの場合は、他のSNSと併用するのが無難です。

Instagram(インスタグラム)

instagram
引用:Meta「Instagram」

「インスタ映え」という言葉が一般的になって久しいように、画像や動画でビジュアルに訴求することができる商品・サービスに向いています。そのため、当初は若い女性ユーザーが多かったのですが、最近では40代、50代の女性や男性ユーザーも増えています。

これらの特性をうまく利用することで、金融や保険といったサービスでも、インスタ映えするビジュアルや、可愛らしいキャラクターを使い、従来の検索エンジンでは流入の見込めなかった若者や女性へのアプローチに成功している企業もあります。

<企業におけるInstagramの活用例>
損保ジャパンのInstagram
三井住友銀行のInstagram

Facebookと同じMeta(メタ社)が提供するサービスのため、Instagramの投稿とFacebookの投稿は、どちらか一方に投稿すれば、もう一方に反映させることも可能。効率よく2つのSNSを運用することができるのも魅力です。

Twitter(ツイッター)

twitter
引用:Twitter

最大140文字という、短いテキストがメインのSNS。その短さから、一日に何度も実況中継のようにつぶやく(ツイート=Tweet)ユーザーもおり、「〇〇の混雑状況は?」といったような最新の情報を取得する目的で検索するユーザーも多い点が特徴です。天候や災害、ニュースなどの検索にも使われています。

そして、Twitterといえば「#(ハッシュタグ)」による拡散や検索も特徴的。そのため企業では、指定の「#+イベント名」「#+キャンペーン名」を付与するよう呼びかけるキャンペーンを展開したり、自社と関連のある # で検索して、ユーザーの口コミから情報を収集したりしています。

オウンドメディアのコンテンツを、自社のTwitterアカウントでうまく情報発信することができれば、Twitterの拡散力で、集客効果も期待できますね。

LINE(ライン)

line
引用:LINE

LINEはユーザー数を年々伸ばしており、2021年12月には日本で9,000万人が利用と発表されました。企業でも、公式LINEを運用している会社は多く、ブランド毎に複数展開しているケースも多く見られます。

他のSNSと大きく違う点は、登録ユーザーに対してのみの配信となることです。そのため、企業は無料のLINEスタンプや、クーポンのプレゼントや、登録者に限定したキャンペーンを展開するなど、まずは登録してもらう策を講じなければなりません。

一度登録してもらえれば、プッシュ通知機能を使って簡単に情報を届けることができるため、一斉配信の他、特定のユーザーへの個別アプローチをしたい商品・サービスにも向いています。オウンドメディアのコンテンツも、対象を絞って配信することが可能。

流入最大化のために企業アカウント運用で行うべき3点

企業のSNSアカウントをうまく運用し、オウンドメディアへの流入をできるだけ多く増やしたいものです。そのために、企業アカウントの運用で行うべきことをお伝えします。

  • 運用体制・方針を決める
  • 更新頻度と更新内容を決める
  • 広告やインフルエンサーの活用の検討

それぞれについて解説していきます。

運用体制・方針を決める

運用体制を決めておかないと、いつの間にか更新されなくなって、盛り上がらないアカウントになってしまいます。そのためにはまず、運用体制と運用方針を決めましょう。

誰をターゲットに、どんなことを伝えるアカウントとして運用するのか、目的を明確にしましょう。

また、他のメディアと違って、SNSはユーザーとの距離が近いことから、投稿するトンマナ(トーン&マナー)や、キャラクター(人物像)設定も決めておくことも重要。投稿する担当が複数人いる場合でも、トンマナやキャラクターさえ決まっていれば、ユーザーは違和感を抱くことなく、受け入れられるからです。

オウンドメディア全体の運用体制について詳しくは、オウンドメディアの作り方を紹介する記事「【初心者必見】オウンドメディアの作り方を企画から運用実行・改善まで4つのステップで解説」の解説も参考にしてみてください。

更新頻度と更新内容を決める

SNSには企業や個人の無数の投稿が溢れています。その中から、目に留めてもらうためには、自社の商品・サービスの特性と、ターゲット(=オウンドメディアで設定したペルソナ)のライフスタイルに合わせて、更新頻度と更新内容を決めましょう。

オウンドメディアへの誘導だけが目的だと「あぁ、また宣伝か」という印象を持たれて、ユーザーは離れていってしまいます。オウンドメディアのコンテンツを1本作る労力に比べたら、SNS投稿はとても手軽なので、ユーザーの信頼や親近感を醸成できるようなプランを検討しましょう。

例えば、メルマガ配信のような発想で、SNSに投稿する時間も、個人向けのサービスは朝夕の通勤時間帯や週末、法人向けのサービスは出社時や昼休みを狙うなどの工夫ができます。ユーザーの閲覧数や、クリック数を確認して、調整していきます。

以下の記事で、ターゲット別に「メルマガ配信に最適な曜日や時間帯」をご紹介していますので、参考にしてみてください。
関連記事:メルマガ配信時間・曜日の正解は?効果的なタイミングをターゲット別に考察

広告やインフルエンサーの活用の検討

今回ご紹介したFacebook、Instagram、Twitter、LINEのいずれも、独自の広告配信サービスを展開しています。企業アカウントがあれば、少ない予算で出稿することができます。オウンドメディアへ誘導するために、SNS広告の掲載も検討してみましょう。広告の設定や運用は社内でも可能ですが、経験者がいない場合には、最初だけ代理店に依頼するのがおすすめ。

また、広告ではなく、インフルエンサーを利用して、情報を拡散することもできます。インフルエンサーとは、影響力を持つ人のことで、かつては芸能人や有識者でしたが、最近では「ある特定の領域に詳しい一般ユーザー」も含まれます。

インフルエンサーは、企業が公募して選ぶケースよりも、企業側が自社の商品・サービスに適したユーザーを探し、ダイレクトメッセージで連絡をして採用をするケースのほうが主流。インフルエンサーへの報酬は、商品の提供だったり、固定報酬+インフルエンサー経由での売上の一部を還元する成果報酬だったり、ケースバイケースです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。企業のSNSアカウントの炎上がたまにニュースで報じられることもありますが、使い方を間違えなければ、炎上する心配はありません。オウンドメディアにとっては、流入を増やせるというメリットのほうが断然大きいので、SNSを連携させない理由が見つかりません。ぜひ、SNSをうまく活用し、オウンドメディアへの流入を増やしていってください。

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執筆者
黒谷 純子

MIL株式会社 マーケティング

大学卒業後、編集プロダクション等を経て、人材サービス企業のマーケティング職に従事。2021年3月よりMIL株式会社に入社し、現在は自社サイトやオウンドメディア「MIL blog」の企画・ディレクション・執筆等を担当している。
Twitter : https://twitter.com/MIL29292841

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