【2022年版】YouTubeアナリティクスの見方&5つの注目指標をわかりやすく解説!

youtubeアナリティクス

新型コロナウイルスや5Gの影響を受けて、自宅で動画を楽しむ時間が増えた人も多いかと思います。また、2020年頃から有名人が相次いでYouTuberデビューしたことでYouTubeの視聴者が増え、商品PRやブランディングを目的としてYouTubeチャンネルを開設する企業も増えるなど、YouTube市場全体が活性化しています。

一方、思うように視聴回数や登録者数が伸びず、運用に苦戦しているYouTubeチャンネルも少なくありません。

YouTubeで成功をおさめるには、単に制作して投稿するだけでなく、アクセス解析を元にPDCAを回し、その後の成果につなげていくことが重要です。そこで当記事では「YouTubeアナリティクス」の見方と、特に注目すべき5つの指標について、初心者向けに分かりやすく解説していきます。YouTubeアナリティクスを使って人気企画や視聴者傾向をデータで分析し、チャンネルの成長につなげていきましょう!
youtubeアナリティクス活用基本ガイドバナー

YouTubeアナリティクスの使い方

YouTubeアナリティクスへのアクセス方法、レポートダウンロード、スマホでの使い方、他人のチャンネルの分析についてご説明します。

YouTubeアナリティクスとは

YouTubeアナリティクスとは、YouTubeに投稿した動画単体やチャンネル全体のアクセス解析ができるツールです。特別な設定は必要なく、YouTubeのアカウントを持っている人なら、誰でも無料で利用可能です。再生数や視聴者数はもちろん、「どんな人が視聴しているのか」「どんな内容が人気なのか」などを分析して、成功パターンを確認することができます。

YouTubeアナリティクスへのアクセス方法

YouTubeアナリティクスは、チャンネル内の「YouTube Studio」からアクセスできます。
YouTubeStudio

<アクセスの手順>

1.YouTubeにログイン
2.画面右上のプロフィールアイコンをクリックして「YouTube Studio」を選択
3.チャンネルダッシュボードから、左側メニュー内の「アナリティクス」を選択
4.概要、リーチ、エンゲージメント、視聴者のタブを切り替えて、各数値を確認
※右上の「詳細モード」から、より詳細なデータを確認できます。
※複数アカウントを持つ場合は、チャンネル毎にデータを確認・分析しましょう。

<レポートダウンロード可能>

YouTubeアナリティクスのレポートは、GoogleスプレッドシートやCSVファイルにエクスポートができるので、別のファイルにデータを集約させたり、他の人に共有したいときに便利です。

スマホからの使い方

アプリ「YouTube Studio」をスマホにインストールすれば、スマホからもYouTubeアナリティクスを利用することができます。スマホから、いつでもどこでも簡単にデータを確認できますので、合わせて活用することをおすすめします。

他人のチャンネルのデータも閲覧可能?

チャンネルを成功させるために「YouTubeで他人の人気チャンネルを分析したい」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、YouTubeアナリティクスは自分のチャンネルのみが対象となっており、他人のチャンネルの分析はできません。

代わりに、完全に正確な値ではありませんが、以下サイトを利用して統計値から分析することは可能です。他人のチャンネルの傾向を分析して、ぜひ自身のチャンネルに活かしてみてください。
socialbrade

SOCIALBLADE

:YouTube、Twitch、Instagram、Facebook、などSNSのアクセス解析ができるWEBサイトです。他人のYouTubeチャンネルの状況(フォロワー数、再生回数など)を見ることができます。

注意点

再生回数の少ないうちは、YouTubeアナリティクス上に「このレポートに表示できる視聴者データが足りません」と表示され、ある程度データが蓄積されるまで反映されない場合があります。また公開後、各指標がシステムに反映されるまでに時間がかかる場合があります。投稿の直後でなく、少し間をおいてから確認すると良いでしょう。週一度、月一度など定期的に分析することをおすすめします。

YouTubeアナリティクスの簡易画面でわかること

YouTubeアナリティクスには、最初に表示される「簡易画面」と、特定の指標が詳細に表示される「詳細モード画面」があります。
簡易画面には「概要」「リーチ」「エンゲージメント」「視聴者」の4つのタブがあり、以下の指標が表示されます。まずは、どのような指標があるか把握してみましょう。

概要

YouTubeチャンネルの主要な指標がわかります。

・総再生時間
・視聴回数
・チャンネル登録者数
・人気の動画ランキング
・リアルタイム統計 など

リーチ

全体的なリーチ(到達率)がわかります。

・インプレッション数
・クリック率
・視聴回数
・ユニーク視聴者数
・トラフィック ソースの種類
・インプレッションと総再生時間の関係
・上位の外部ソース
・上位の YouTube 検索キーワード など

エンゲージメント

視聴状況がわかります。

・総再生時間
・平均視聴時間
・人気の動画
・終了画面で人気の動画 など

視聴者

視聴者についての詳細がわかります。

・リピーターと新しい視聴者の数
・ユニーク視聴者数
・チャンネル登録者数
・視聴者が YouTube にアクセスしている時間帯
・視聴者が再生した他のチャンネル
・視聴者が再生した他の動画
・チャンネル登録者の総再生時間
・上位の地域
・字幕の利用が上位の言語
・年齢と性別 など

チャンネル改善につながる!5つの注目指標

YouTubeアナリティクスは提供されるデータや指標が非常に多いため、すべてを網羅的に見るのではなく、目的に沿って分析することが大切です。以下では、チャンネルの改善につながりやすい、特に重要な5つの指標を解説していきます。各指標の見方と、その数値を改善に活かす方法を理解しましょう。

  • 「視聴者維持率」の見方
  • 「インプレッション」と「クリック率」の見方
  • 「視聴者属性(年齢・性別・地域)」の見方
  • 「時間帯」の見方
  • 「トラフィックソース」の見方

注目1.「視聴者維持率」の見方


「視聴者維持率」とは、最後まで見てくれた人の割合を示す指標です。開始時点が100%で、時間の経過とともに徐々に減少していきます。またユーザーがいつ視聴を停止したか、どの部分を繰り返し視聴したかも確認できますので、GoodポイントとBadポイントを知ることができます。

視聴者の興味が継続していた部分や、離脱が増えた部分に注目して、要因を分析してみると良いでしょう。特に、離脱が一気に増えるポイントにはどのような原因があるのか、中身を分析して、次回以降に活かすと効果的です。基本的には、構成や内容、テンポなどが視聴者維持率に影響するようです。YouTubeでは、すでに投稿したものは修正ができませんので、改善点は次回以降の制作に活かし、最後まで視聴してもらえる動画を目指しましょう。

YouTubeのアルゴリズム上、「視聴者維持率が高い=魅了的」だと判断され、「関連動画」に表示されやすくなっています。つまり、チャンネル登録者数を増やすためのフックにもなりますので、非常に重要な指標です。

注目2.「インプレッション」と「クリック率」の見方


「インプレッション」とは、サムネイルがYouTubeに1秒以上表示された回数を示します。検索結果、おすすめ、再生リストなど、YouTubeのどこかの画面に、サムネイルが表示されたことを示します。

一方、「クリック率」とは、サムネイルが表示された回数の内、クリックされた割合を示します。クリック率が高いということは、ユーザーに選択され、再生されているという証になり、サムネイルや、キーワードが魅力的であることを示しています。一般的にクリック率が10%を超えていれば高い数値と言われています。

クリック率が低い場合は、サムネイルやタイトルの魅力が弱く、ユーザーが関心を示していないことが分かります。クリック率が高いタイトルやサムネイルを分析して人気傾向を把握し、改善を加えていきましょう。既に投稿済の場合、の差し替えはできませんが、サムネイルは投稿後も修正ができますので、あまりにも視聴回数の少ない場合は、改善したものへ差し替えると良いでしょう。

注目3.「視聴者属性(年齢・性別・地域)」の見方


YouTubeアナリティクスでは、Googleアカウントに登録されているデータを元に、視聴ユーザーの年齢層、性別、地域などの属性が反映されています。ユーザー層を把握することで、今後の方向性を見つけやすくなります。どのような人に視聴されているのかを把握し、ターゲットに合わせて内容やサムネイル・タイトルを変えていくことも有効です。

注目4.「時間帯」の見方


「時間帯」とは、視聴者が過去28日間に自分のYouTubeにアクセスした時間帯を示すグラフです。YouTubeを視聴している人気の時間帯を把握することで、投稿タイミングの調整や、SNS投稿やライブ配信の計画に役立てることできます。YouTubeアナリティクスのデータを見ながら、最適な投稿タイミングを見つけてみてください。

注目5.「トラフィックソース」の見方


「トラフィックソース」とは、視聴者がどのように動画を見つけたのか、流入の経路を示す指標です。YouTubeの動画は、検索機能や関連動画、「あなたへのおすすめ」や再生リストなど、さまざまな場所に表示されますが、YouTubeアナリティクスを使えば、そのうちのどこから辿り着いたのかを知ることができます。

主に以下のような種類があります。

<トラフィックソースの種類>

外部サイト:視聴者が動画を見つけた外部サイトやアプリ
関連動画:関連動画から誘導された視聴者が見ていた、元の動画
再生リスト:トラフィックにつながった再生リスト
YouTube検索:ユーザーを導いた検索キーワード

トラフィックソースの上位をリストアップし、あなたの動画をより見つけやすい状態にするには、どのように改善したらよいか、ぜひ考えてみてください。また意外な流入元があれば、分析と対策をすることで、さらに流入が増えるかもしれません。

まとめ

YouTubeアナリティクスについて、ご理解いただけましたでしょうか?YouTubeアナリティクスを使った分析が、より効果的なチャンネル運用につながれば幸いです。

【関連記事】YouTubeマーケティングを成功に導く3つの手法&成功事例を解説!

youtubeアナリティクス活用基本ガイドバナー

執筆者
黒谷 純子

MIL株式会社 マーケティング

大学卒業後、編集プロダクション等を経て、人材サービス企業のマーケティング職に従事。2021年3月よりMIL株式会社に入社し、現在は自社サイトやMILblogの企画・ディレクション・執筆等を担当している。
Twitter : https://twitter.com/MIL29292841

インタラクティブ動画ならMIL

インタラクティブ動画ならMIL

MILであれば、インタラクティブ動画を素早く編集でき、動画配信後の測定結果はレポート画面より確認できます。インタラクティブ動画の制作から運用まですべての機能をプラットフォーム化し、動画PDCAを回します。