【2021年版】動画マーケティングとは?その効果や手法を成功事例と併せて徹底解説!

通信環境が整い、スマートフォンが広く普及したことで、Webマーケティングにおける「動画活用」は必須となりました。

本記事では「動画マーケティング」の効果や手法、事例に関する全てを徹底解説いたします。

「動画マーケティング」とは


動画マーケティングとは、映像やアニメーションによるコンテンツを用いて、商品やサービスに対する関心を高めるマーケティング手法になります。

「1分間の動画コンテンツには、Webサイト3,600ページ分の情報量がある」と言われるほど、動画は情報伝達力に優れており、短時間で商品・サービスの魅力を最大限に伝えることができます。

今まで動画を用いたマーケティング活動といえばテレビCMがメインでしたが、スマートフォンを始めとしたモバイル端末の普及、通信環境の高速化に伴い、Web上における動画マーケティングにも現在注目が集まっています。

なぜ今「動画マーケティング」なのか


既に動画マーケティングに取り組まれている企業も多くいるかと思いますが、「今動画マーケティングを始めるべき理由」とは何なのでしょうか?

ここでは、その理由について改めて解説いたします。

視聴環境の整備

一つ目は、「視聴環境が整った」ためです。

先ほども簡単に触れましたが、昨今の動画マーケティングの隆盛には、「スマートフォンの普及」と「通信の高速化」が大きく影響しています。

スマートフォンの普及

スマートフォンの普及により、通勤・通学中、人によってはベッドやお風呂など、あらゆる時間・場所で動画視聴ができるようになりました。

手軽な動画視聴が可能になったことで、動画マーケティングが大きな効果を発揮するようになりました。

通信の高速化

スマートフォンの普及と併せて、「4G通信」が広い範囲で普及したことにより、Wi-Fiが使用できる場所だけに限らず、外出先のどこであっても動画視聴ができるようになりました。

また2020年には、4Gの100倍の速度と言われる「5G通信」が始まり、各キャリアが「30GB~無制限」といった大容量プランを用意しています。

「超高速」+「データ無制限」利用により、高画質の動画を好きなだけ視聴できるようになる今後、マーケティング施策における動画活用はこれまで以上に重要になるでしょう。

動画ビジネスが軒並み右肩上がり

動画マーケティングを始めるべき理由の二つ目は、「実際に動画ビジネスが伸びている」という事実に基づきます。

動画広告


引用:株式会社サイバーエージェント「2019年 動画広告市場調査」

上記グラフは、株式会社サイバーエージェントがオンラインビデオ総研においてデジタルインファクトと共同で行った「国内動画広告の市場動向調査」になります。

グラフから分かるように、2019年の市場規模は2018年比で700億円以上増加しており、2023年には2019年の約2倍になると予想されています。

動画SNS


出典:ニールセンデジタル株式会社「ニールセンデジタルコンテンツ視聴率」

動画SNSの代表格である「YouTube」の利用率は、2018年時点で10代で約90%、20代~40代の間でも80%以上と極めて高い数字になっています。

その他、中国発の「TikTok」や、Instagramの「ストーリーズ」、2020年11月にはTwitterも「フリート」と呼ばれるストーリーズに類似する機能をリリースするなど、ショートムービー系のSNSの人気も絶大です。

このようにSNSにおいても、「テキスト+静止画」→「動画」への移行が起きており、視聴だけではなく撮影・編集も一般に浸透しています。

有料動画サービス


引用:インプレス総合研究所「動画配信ビジネス市場の動向」

また、「NETFLIX」「PrimeVideo」といった、映画やドラマを月額課金制で提供する「有料動画配信サービス」の利用も年々伸びており、2019年の利用調査では約23%の人が「利用経験がある」と回答しています。

ディズニー(Disney+)、Apple(Apple TV+)といった世界的な大企業もこの市場に参入しており、今後も更なる成長が見込まれています。

エンタープライズ動画


引用:ブライトコーブ株式会社「2020年第2四半期のBrightcove Global Video Index」

また、コロナ禍の影響もあり、エンタープライズ動画の視聴回数は、全世界で約2倍(93%)になりました。中でもスマートフォンでの視聴回数は216%増、視聴時間も465%増と大きな伸びを見せました。

対面での接客やイベントが難しくなった今、オンライン動画の活用は消費者からも求められていることから、マーケティング施策に取り入れるには好機会となっています。

動画マーケティングの「効果」とは


既にWeb上での動画視聴は人々の日常に浸透しており、今後5Gの普及で更なる加速が予想されることから、「動画マーケティングを取り入れるべき」であると改めてご理解いただけたかと思います。

しかし、当然ながら「動画を用いればあらゆる効果が得られる」という訳ではありません。目的と求める効果を把握し、それに沿った動画コンテンツを制作することで、初めてマーケティング施策として機能します。

では、動画マーケティングの効果とは一体何なのでしょうか?ここでは、「動画マーケティングに期待できる効果」について把握できるようご紹介いたします。

1.認知の獲得

前述した通り、動画は短時間で多くの情報を伝えられるため、「認知獲得」において高い効果を発揮します。

動的な表現や音を用いることで、数秒程度の超短尺動画でも、商品・サービスについての情報を印象深く残すことができます。

多くの人に動画を見てもらうためには、広告を出稿することが一般的ですが、自社SNSやインフルエンサーを通じて、拡散性の高いメディアで配信し、広く認知を獲得するケースも増えています。

2.興味関心・理解の促進

商品・サービスを認知し、実際に興味を持った人に対して、興味関心・理解を促進する効果も期待できます。

例えば、「商品の紹介」「実際の使用レビュー」などを動画にまとめることで、視聴者はより詳しく仕様や特長について知ることができます。

ただし詳しく説明しようと長尺で制作しても、全てを視聴してもらうことは難しいため、1本あたり1~5分程度の尺でポイントごとにまとめると良いでしょう。

3.購買の促進(コンバージョンの促進)

Amazonや楽天といったECサイト上の商品ページに、動画が掲載されていることから分かるように、購買を促す効果もあります。

またECサイトに限らず、アフィリエイトの商材LPや、BtoBサービスのLPなど、様々なジャンルでコンバージョンを後押しするコンテンツとして活用されています。

4.ブランディング

テキストや静止画に比べ、極めて多彩な表現が可能になるため、ブランディングに最適です。人の感情に訴えるコンテンツである場合、動画の方が圧倒的に人の心を動かしやすいのは想像に難くないかと思います。

商品・サービスのブランディングや、社内外に向けた企業ブランディングなど、様々な施策で活用されています。

5.顧客満足度の改善

購入後のユーザーへ向け、使用マニュアルや活用テクニックをまとめた「How-To動画」を制作することで、顧客満足度の改善が期待できます。

ユーザーが商品・サービスを使いこなせるよう、動画を通じて分かりやすく「正しい使用方法」「おすすめの活用方法」について伝えることで、サービス利用への満足度が高まり、継続利用を促すことに繋がります。

動画マーケティングの「手法」とは


上記でご紹介した通り、動画マーケティングには様々な効果が期待できます。

しかしながら通常のマーケティングと同様に、効果的なコンテンツを制作するだけではなく、ユーザーにコンテンツを届ける「手法」も重要になります。

ここでは、「どのような手法で動画をユーザーに届けていくべきか」について解説いたします。

「動画広告」を出稿する

より多くの人に見てもらうためには、「広告」が最も有効な手法です。主に「認知獲得」を目的とした場合に用いられます。

動画広告は特にSNS上で活用が広まっており、現在Facebook、Instagramでは広告売上の約30%が動画広告で占められており、Twitterにおいても広告出稿の半分以上が動画コンテンツになっています。

その他、「YouTube広告(インストリーム、バンパー)」も配信先として有名ですが、それぞれの配信先によって、ユーザー層、視聴態度、適切な尺が大きく異なるので、商材に合わせた配信先を選ぶ必要があります。

「Webサイト」に埋め込む

企業サイトや商品LPなどのWebサイト上に動画を埋め込む手法です。自らWebサイトを訪れた人に向けているため、興味・関心を高めたい時や、コンバージョンを促したい際の最後の一押しに効果的です。

主な例としては、商品の活用方法を紹介する「商品紹介動画」や、職場の雰囲気、先輩の声を紹介する「採用動画」などが挙げられます。

既に興味を持っている人に対するコンテンツになるため、広告用コンテンツのように極端に短尺である必要や、拡散性を重視する必要はなく、ユーザーが求めている情報を提供できているかが重要になります。

「自社SNS」で発信する

昨今では「企業YouTubeチャンネル」が増えているように、SNSマーケティングにおける動画活用が広まっています。

SNS動画の大きな特徴とは、「高い拡散性」にあります。短期間で爆発的に広がる「バズコンテンツ」を生むことで、広告費用を殆どかけることなく、多くの人にコンテンツを届けることができます。

また、Facebook上での調査では、「ユーザーエンゲージメントを最も獲得できるのは動画投稿」であり、写真やWEBサイトへのリンクシェアと比較し2~3倍のエンゲージメント獲得効果があることが分かっています。


引用:BuzzSumo

そのため広告のみならず、企業によるSNSマーケティングにおいても動画を活用するケースが増えています。

「インフルエンサー」を活用する

SNSの台頭をきっかけに、インフルエンサーを活用した「プロモーション動画」も、マーケティングにおいて有力な手法となりました。制作したコンテンツは、主にYouTube、TikTokなどの動画SNSで発信します。

認知を目的とする場合は、発信力の高いインフルエンサーを用い、アプリダウンロードや商品購入など何らかのコンバージョンに繋げたい場合は、発信力の高さに囚われず、ターゲットとなる視聴者層を抱えているインフルエンサーを活用すると効果的です。

視聴者は「露骨なプロモーション」を嫌うため企画には工夫が必要となりますが、通常の動画広告に比較すると、圧倒的に高いエンゲージメントが期待できます。

「オフライン」で広告出稿する

駅構内の柱や電車内など、今までポスターが貼られていた場所の多くが、「デジタルサイネージ」に置き換わったことも影響し、動画コンテンツはオンラインだけではなく、「オフライン」でも広く活用されるようになりました。

動的であることから「目に留まりやすい」ため、オフラインでも絶大な効果を発揮しています。

前述した電車周りは勿論、特にBtoBビジネス界隈では、タクシー内のモニターに動画広告を配信する「タクシー広告」が注目を集めています。

動画マーケティングの「事例」


上記でご紹介した効果・手法を踏まえ、ここではWebにおける「動画マーケティングの事例」についてご紹介いたします。

「商品・サービス紹介」事例

商品・サービス紹介動画とは、膨大な情報量と多彩な表現力を持つ動画を通じて、商品やサービスのプロモーションを行うコンテンツになります。Webにおける動画マーケティングではこの活用方法が多数を占めます。

Meet iPhone 12|Apple

引用:Apple

2020年10月に発表されたiPhone12を紹介しています。新商品の紹介動画は、商品の「第一印象」を生み出すコンテンツになります。

Appleでは、特有のスピード感のある編集により1分45秒という短尺ながら、プッシュしたい機能と使用メリットを存分に伝えることで、視聴後には「欲しい」と思ってしまうように仕上がっています。

Appleではその他にも、綺麗な写真を撮るための「How-To動画」や、コロナ禍におけるリモートワークをApple製品で乗り越える「ショートドラマ」など、認知獲得からアフターケアまで幅広いマーケティング施策で活用しています。

Payme

引用:ペイミーPayme

給与の即日払いサービスを提供する「Payme」による、アニメーションでのサービス紹介動画になります。

「ユーザーの悩み」→「解決策としてのPayme」→「導入メリット」という構成になっており、簡潔なサービス紹介をたった1分で分かりやすく表現しています。

「採用動画」事例

採用動画とは、ブランディングや企業理解を深めることを目的としたコンテンツであり、近年の採用マーケティングでは必須となっています

特にコロナウイルスの影響により、対面での採用活動が限定されている現在では、オンラインでは伝わりづらい「社内の雰囲気」や「先輩の声」といった、定性的な情報を伝える際に重宝されています。

YouTubeなどのSNSで広告として配信する場合もありますが、企業に興味を持った就活生に見てもらえるよう、企業の採用サイトに埋め込むケースが多いです。

社員インタビュー|株式会社グロービス

引用:GLOBIS知見録

上記は、社員インタビューの事例になります。

実際に働く2名のスタッフに、「なぜ入社をしたのか」「入社後の印象」「今、どんな想いで仕事をしているのか」についてインタビューすることで、先輩の声や社内の雰囲気を伝えています。

インタビュー動画は、その企業で働くことを具体的に考えさせる内容になるため、既に志望を考えている学生に対する一押しとして、有効な手段となります。

企業ブランディング|NTT西日本

引用:NTTWESTofficial

上記は、企業ブランディングの事例になります。

「驚かせ、未来。」をテーマに、会社としての方向性を強く訴えることで、就活生の志望モチベーションを高めています。

企業ブランディング動画は、具体的な業務内容よりも企業の歴史や展望に焦点を当てるため、まだ志望を考えていなかった学生に「ここで働いてみたい」と思うきっかけを与えたい場合に効果的です。

「How-To動画」事例

How-To動画とは、従来テキストや静止画で表現されていた「使い方」「マニュアル」を動画に落とし込むことで、より効率的に学べるようにしたコンテンツになります。

イラストの描き方 1/10 ブラシの基本|Adobe

引用:AdobeCreativeStation

上記は世界的なクリエイティブツール「Adobe」による、How-To事例になります。

Adobeでは、月額課金制でのツール提供をメインとしていますが、初心者にとっては難解なツールであることから、「使いこなせず解約してしまう」という懸念があります。

そこで、動画を通じてツールの使い方を教え、実際に活用してもらうことで、ユーザーの満足度を向上させ、解約率の改善を図っています。

「オフライン広告」事例

オフライン広告とは、その名の通り「インターネットを介さない広告」のことを指します。

前述した通り、昨今では駅構内を始めとしたポスターの掲示箇所に「デジタルサイネージ」「モニター」が設置されたことにより、オフラインにおける動画活用が増えてきました。

タクシー広告|Video Brain

引用:oricon

BtoBサービスである「Video Brain」による、タクシー広告事例になります。

ビジネスマンが乗車することの多いタクシーのサイネージに配信することで、認知の獲得は勿論、場合によってはその場で検索、サイト閲覧に直結します。

また、タクシー広告では無音での再生が多いため、全てのセリフに字幕をつけるなど、配信先に合わせた工夫も施されています。

「バズコンテンツ」事例

バズコンテンツとは、インターネット上にて、短期間で爆発的に話題を呼んだコンテンツになります。

「認知獲得」や「ブランディング」など、より多くの人に視聴してもらうことを目的とする場合、非常に効果的なマーケティング手法になります。

100 YEARS TRAIN|相鉄都心直通記念ムービー

引用:oricon

相鉄線100年の歴史を経て、相鉄線が都心と直通することを記念して制作されたコンテンツになります。

豪華なキャスティングを含め、動画コンテンツとしての質が極めて高いことから、SNS上でも話題を呼び、YouTubeでの再生回数は約330万回にまで上りました。(現在は非公開)

本動画の広まりを通じて、当初の目的である「相鉄線が都内に繋がった」というメッセージは、多くの人に認知されました。

アクマのキムラー「プッツンタイマー」|チキンラーメン

引用:日清食品グループ公式チャンネル

日清食品による「チキンラーメン アクマのキムラー」のプロモーション動画になります。

お湯を入れて待つ3分間、あえて「日常のストレスあるある」を見ることで、ストレス解消に役立つ旨辛テイスト「アクマのキムラー」をより美味しく食べられる、というユニークなコンセプトになっています。

スマートフォンに合わせた「縦型フォーマット」になっている本動画は、ユーモア溢れる内容が評判を呼んだことで、再生回数は約940万回にまで上り、商品販促に大きく寄与しました。(2021年1月現在)

動画マーケティングを「成功」に導くポイントとは


動画マーケティングを「成功」に導くには、通常のマーケティング活動で重要視されている点に加え、動画特有のポイントを抑える必要があります。

ここでは、必ず意識すべき「動画マーケティング」のポイントについてご紹介いたします。

「視聴端末」に合わせる

パソコンやスマホなど、どの端末によって視聴されるかを意識する必要があります。

「テレビCMをWeb広告としてそのまま転用したところ、全く上手くいかなかった」という有名な話があるように、視聴端末によってユーザーの視聴態度は大きく異なります。例えばスマートフォンの場合は、隙間時間での視聴が多いことから、手軽に視聴できる短尺、かつスピード感のある動画との相性が良いです。

このように視聴端末に合わせて制作することが、動画マーケティングを成功へ導く一つのポイントとなります。

「配信メディア」に合わせる

前述した視聴端末と併せて、どのメディアで配信されるかを意識する必要があります。

例えばSNS広告を例に挙げると、「Facebook」と「YouTube」で配信するのでは、求められる形が大きく異なります。というのも、YouTubeでは多くのユーザーが「音声有り」で視聴することに対し、Facebookでは「音声無し」が多数派になるためです。

このように配信メディアに合わせて制作することも重要になります。

「視聴離脱」を意識する

10秒以上ある動画広告を強制的に視聴させられるテレビCMと異なり、スマホ視聴がメインのweb動画では、ワンタップで「動画を閉じる」「別動画に移る」「他のアプリを開く」など、簡単に視聴離脱されてしまいます。

そのため、「いかに離脱ポイントを減らすか」が重要な要素となってきます。

「最初の数秒にインパクトある情報を出す」「なるべくテンポを早め、時間あたりの情報量を増やす」など、一瞬で興味を引き、そのまま視聴を継続させる工夫が求められます。

知っておくべき動画マーケティングの「デメリット」とは

テキストや静止画に比べ、圧倒的に訴求力の高い「動画」は、通信が高速化された今、マーケティング施策には必須のコンテンツとなりました。

ただし動画が万能という訳ではなく、いくつか弱点も抱えています。ここでは、知っておくべき「デメリット」についてご紹介いたします。

デメリット①「一方的」に進む

メディア(媒体)は「双方向的」である方が、効率良く情報収集できます。例えばWebサイトには「目次」や「記事一覧ページ」が用意されているため、ユーザーは気になった記事をクリックし目次を押すことで、知りたい情報に簡単にたどり着くことが出来ます。

ところが、動画は「一方的」に進みます。メニューバーや目次は用意されておらず、自分の知りたい情報を見つけるには、内容を見ながらシークバーを細かに動かして探す必要があります。

このように、「双方向的な情報提供ができない」というデメリットを抱えています。

デメリット②ユーザーごとの「最適化」が難しい


引用:Using Search to Grow Your YouTube Audience

動画マーケティングに詳しい米BriggsbyのCEOであるJustin Briggs氏は、YouTubeでは20秒間で5割のユーザーが離脱すると話しています。

この高い離脱率は、動画はどのユーザーに対しても同じ内容で進行するため、ユーザーごとの「最適化」が難しいことに起因します。

ユーザーに応じて、最適なコンテンツを最適な順番で出し分けすることが出来ないために、「興味のある内容」が後半にあったとしても、最初の20秒に興味がなければそのまま離脱されてしまいます。

デメリット③取得可能な「データ」が少ない

また、「取得可能データが少ない」という弱点もあります。

例えば「YouTubeアナリティクス」では、視聴回数や視聴率、視聴者の属性など動画外のデータは取れますが、ユーザーが何に興味を持って視聴しているかなぜこの地点で離脱したのかといった動画内のデータは計測出来ません。

計測し、改善する「PDCAサイクル」が求められるWebマーケティングにおいて、計測が難しいというのは一つ大きなデメリットとなります。

デメリット④リアルタイムでの「改善」が難しい

また計測が難しいことに加え、改善に手間がかかるというデメリットもあります。というのも、動画を再編集し書き出すには、それなりの工数がかかるためです。

また、配信先として主に使われているYouTubeでは、「投稿した動画を差し替える」ことができないということもあり、改善したとしても、別のコンテンツとして再投稿しなければなりません。

このように、リアルタイムでの「改善」が難しいため、Webサイトのように「PDCAを回しながら運用する」ことが出来ず、施策の終わりに全てを振り返り「次回に生かそう」で終わってしまう傾向にあります。

新動画マーケティング「インタラクティブ動画」とは


そんなデメリットを克服する「新たな動画マーケティング手法」として、今注目を集めているのが「インタラクティブ動画」です。

インタラクティブ動画とは、簡潔に言うと「触れる動画」になります。機能としては、Webサイトと動画のハイブリットと考えていいでしょう。

では、インタラクティブ動画を用いることで具体的にどのようなメリットがあるのか、実際の事例を交えながら下記で紹介していきます。

メリット①「双方向的な情報収集ができる」

通常動画には、「一方的に進むため情報収集の効率が悪い」という弱点がありました。

インタラクティブ動画は、その名の通り双方向的なので、知りたい情報を自分で選び取ることができます。

 
例えば上記事例では、画面左側に「目次」が設置されています。これによりユーザーは、概要を把握した上で、目次を通じて気になるテーマから視聴することが可能です。

情報量が多いものの、情報収集には適していなかった「動画コンテンツ」は、インタラクティブ化することで、そのポテンシャルを最大限発揮することができます。

メリット②「情報を最適化できる」

全てのユーザーに同じ内容が流れるため、ユーザーごとに「情報を最適化できない」という弱点を抱えていましたが、インタラクティブ動画の場合「ストーリー分岐機能」を用いることで、情報を最適化することができます。

※ストーリー分岐機能:ユーザーの選択に応じて、再生される動画(ストーリー)が変わる機能

レシピ事例「今日はなにつくろう?」

 
上記事例では、始めに「鶏むね肉」か「豚バラ肉」のどちらかを選択することができ、いずれかをタップすると、選択した食材を用いた4つのレシピが紹介されます。

このように、「何が見たい」「何が知りたい」という選択をユーザーに委ねることによって、ニーズに合わせて最適な順番・内容のコンテンツを再生することが出来ます。

診断事例「最適なサロンをおすすめ」

  
上記事例は、動画による「診断コンテンツ」となっています。質問に対してタップで回答していくことで、回答内容に合わせた「最適な脱毛サロン」が、最後におすすめされる仕組みです。

これにより、ユーザーごとに紹介する商品・サービスを最適化することができます。

メリット③「取得データが豊富」


インタラクティブ動画(MIL)では、「視聴回数」「視聴率」に加え、「全てのインタラクション(タップ)率」を計測することができます。

これによりどの商品が一番人気か、どの内容に最もニーズがあるかなど視聴者が何に興味を持って視聴していたかを測る「動画内の視聴データ」を、タップを通じて収集することが可能になっています。

また、動画経由での「Webサイトへの遷移数」「コンバージョン数」など、視聴後のアクションまで計測可能であるため、インタラクティブ動画1本で、マーケティングに必要なデータを網羅することができます。

※取得データは1時間ごとに管理画面に上がります

メリット④「動画の運用が可能」

インタラクティブ動画(MIL)では、動画の差し替えインタラクション機能の変更を、公開URLをそのままにリアルタイムで反映させることができます。

前述した計測機能と合わせて、「改善の反映」もリアルタイムで行うことで、配信中であっても積極的にPDCAを回すことが可能です。

従来の「制作して終わり」の施策ではなく、効果が出るまで改善する「運用型の動画マーケティング」を行うには打ってつけです。

メリット⑤「ユーザーを楽しませるリッチ動画を制作可能」

インタラクティブ動画では、マーケティングとしての活用は勿論、ユニークな機能を用いた新たな視聴体験の提供も可能です。

話題を呼ぶ「バズコンテンツ」に求められる、ユニークな制作事例を紹介いたします。

フュールメディア様「スイッチング機能」

 
上記事例は、タップ(クリック)している間だけ映像が切り替わる「スイッチング機能」を用いた事例です。そのまま見るとスケートボードの映像ですが、画面に触れている間だけスノーボードの映像に切り替わります。

スイッチング機能は、「昼と夜」「親と子」といった二面性のあるクリエイティブと相性が良く、物事の「表と裏」を画面へのタップを通じて伝えることができます。

MILプロモーション"観る"「360°動画」

 
上記事例は、「360°×インタラクティブ」の機能を持つ、「ミステリー動画」となっています。

360°動画内には「ヒント(触れるポイント)」が仕掛けられており、ユーザーはヒントをタップで探しながら、ミステリーの解決を目指します。

インタラクティブ動画制作プラットフォーム「MIL」

上記のような「インタラクティブ動画の制作」「視聴データの収集」「リアルタイムでの改善」は、全て「MIL」の機能で行うことができます。

MILは、SaaSモデルで提供されている「インタラクティブ動画制作・運用プラットフォーム」になっており、「誰でも・素早く・簡単に」をテーマに、ツールの提供とインタラクティブ動画制作に関するサポートを行っています。

今ならトライアルプランが「無料」

現在MILでは、無料にてお試しいただける「トライアルプラン」を提供しています。

トライアルプランでは、下記の三つが可能になっています。

MIL全機能の使用
Web上での動画公開(上限視聴回数1000回、登録日の翌月末まで)
レポート機能の使用

基本的には、全ての機能をご利用いただけるので、上記にて紹介した「ストーリー分岐機能」「スイッチング機能」「360°機能」といった、リッチクリエイティブもお試しいただけます。

試しにMILを使って、お手持ちの動画を「インタラクティブ化してみたい」といった場合は、下記リンクより無料会員登録いただけますと、トライアルプランが適用されますので、ぜひご活用ください。

まとめ

「動画マーケティング」について理解するにあたり、本記事は少しでもお役立ちいただけましたでしょうか?

5Gの普及が数年後に迫った今、動画制作をこれから始める企業様、動画+αを考えていた担当者様も代理店様も、是非これを機にマーケティングの新手法として、「インタラクティブ動画」に取り組んではいかがでしょうか?

インタラクティブ動画ならMIL

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MILであれば、インタラクティブ動画を素早く編集でき、動画配信後の測定結果はレポート画面より確認できます。インタラクティブ動画の制作から運用まですべての機能をプラットフォーム化し、動画PDCAを回します。