7割以上が「スマホ縦向き」のまま動画視聴!縦画面に最適な動画とは?

今回のブログでは、「縦向き視聴」が増加している背景に触れながら、「縦向き視聴に最適な動画」や、参考にすべき「縦型動画SNS」について紹介しています。

「スマホ視聴」増加の背景

ユーザーの7割が「スマホで動画視聴」


引用:MMD研究所

2018年に実施された調査によると、スマートフォンで動画視聴をするユーザーは全体で7割、10代では何と9割にも上ります。

では、なぜスマートフォンによる動画視聴は増えたのでしょうか。

ネット利用は「スマートフォン」が多数派に

スマートフォンによる動画視聴増加には、そもそもスマートフォンによるインターネット利用率が大きく上昇したことが背景にあります。


引用:Digital Trends 2019上半期

インターネット利用デバイスに関する調査を見ると、過去4年でスマートフォンによるネット利用は大幅に増加しており、元々利用率の高かった若年層のみならず、全世代において、ネット利用時の端末はスマートフォンが多数派になりました。

利用時間の多くを「動画視聴」に費やす

また、スマートフォンは利用率だけでなく、一人当たりの利用時間も増加傾向にあります。

では、増加したスマートフォンの利用時間は、何に費やされているのでしょうか。


引用:ニールセン スマートフォンの利用状況

スマートフォンの利用状況に関する調査を見ると、「ビデオ/映画」カテゴリーの一人当たりの月間平均利用時間には、全世代で「7時間11分」、18-34歳では「10時間43分」と、最も多くの時間が割かれていることが分かります。

「スマートフォンによる動画視聴」が増えている背景には、スマートフォンの利用率・利用時間の増加と、動画コンテンツ利用時間の増加がありました。

「スマホ視聴」の形

では、ユーザーはスマートフォンを用いて「どのように」動画を視聴しているのでしょうか。

今回は、本記事のテーマに繋がる「スマートフォンの向き」に注目してみましょう。


引用:スマートフォンの動画視聴実態調査

2018年に行われた調査の結果を見ると、スマートフォンの利用率が高い”20代”では、凡そ4割が「縦向きのみ」で動画を視聴していることがわかります。

年齢層が上がるにつれ、「縦向きのみ」で視聴する割合は減るものの、それでも全体で約3割は「縦向きのみ」で視聴しており、「両方」ユーザーと合わせると、縦向きで動画を視聴するユーザーは全体で7割に上ります。

多くの動画は「横向き」で視聴されることを想定して作られていますが、スマートフォン上では、そういった「横向き動画」も「縦向き」で視聴されていることが分かります。

「縦向き視聴」に最適な動画とは?

ここまで見てきた通り、スマホ視聴の増加により、縦向きで動画を視聴しているユーザーが増えていることから、「縦向き視聴」に合わせた動画制作が必要になってきます。

縦向き視聴に最適な動画の形として、スマートフォンの縦スクリーンに合わせて作る「縦動画」が挙げられます。

ここでは縦動画のメリットについて、見ていきましょう。

片手で気軽に視聴できる

「スマホの向きを変える」というアクションをユーザーに取らせることは、映画のような長時間のコンテンツでない限りは難しく、手間だと思われてしまいます。

縦動画では、ユーザーはスマホの向きを変える必要がなく、片手で気軽に視聴することができます。

没入感が高い

縦型動画では、スマホのスクリーンをフルに使用することができるため、横型動画と比較するとスクリーン上の表示面積は約3倍になります。

動画をフルスクリーンで表示できるため、横型動画よりも没入感の高い動画を制作することができます。

SNS広告との相性が良い

多くのユーザーはSNSを「縦向き」で利用しています。前述した通り、ユーザーに「スマホの向きを変えさせる」ことは難しく、広告動画では更にその難易度は上がるでしょう。

そのため、縦向きのままフルスクリーンで動画を再生できる「縦動画」は、SNS広告との相性が良く、SNS上で配信されている広告動画の多くは、「縦向き」もしくは「スクエア」の動画になっています。

縦動画で溢れる「動画SNS」

「縦向き視聴」が主流となった今、「縦動画」が最適であることを裏付けるように、スマートフォン利用率の高い10代~30代の若年層では、「縦動画」がメインの動画SNSが流行しています。

縦動画コンテンツが多く投稿されている「動画SNS」からは、縦動画制作のヒントが得られるので、制作を検討の際には下記SNSを一度チェックしてみましょう。

TikTok

縦向き視聴に特化した動画SNSの代表例として、10代~20代を中心に、若者の間で大人気の「TikTok」が挙げられます。

横向きの動画も投稿されていますが、多くは縦動画で占められており、「上下」にスワイプすることで別の動画が再生されるなど、縦向きであることを意識したUIになっています。

TikTok上で配信されているインフィード広告の多くも「縦動画」になっており、まさに縦向きに特化した動画SNSとなっています。

インスタグラム

ストーリーズ

2016年に開始された「ストーリーズ」機能ですが、今やメイン機能といっても過言ではないほど利用されており、インスタグラム利用者の約70%が利用、1日700万件がシェアされています。

ストーリーズの特徴は、「投稿から一日でコンテンツが消える」、「最大15秒のショート動画」そして、「縦向きフルスクリーン表示」であることです。

ストーリーズ上に掲載されている広告コンテンツも、TikTokと同様に「縦向きのコンテンツ」が多く見られます。

IGTV

IGTVは、2018年に開始されたサービスであり、ストーリーズ同様「縦向きフルスクリーン表示」になっていますが、ストーリーズよりも「長い動画コンテンツ」(15秒~10分)を投稿できることが特徴となっています。
※一部のユーザーは最長60分

現在は、横向きの動画にも対応していますが、当初は「縦動画」しか投稿できない仕様になっていました。

海外では、若者向けのデジタルメディアである「Vice Media」「NowThis News」、国内では、女性向けの情報を動画で提供する「C Channel」や、ミレニアム世代向けに動画コンテンツを配信している「ONE MEDIA」など、IGTV上においては「若者向けのメディア」による「縦動画コンテンツ」が多く見られます。

YouTube

プレイヤーが様々な動画サイズに対応

YouTubeアプリのプレイヤーでは、再生時に動画のサイズに合わせて、縦長の比率や正方形の比率に切り替えることが可能です。

そのためYouTubeアプリでは、縦動画もフルスクリーンで再生することができます。

引用:Billie Eilish公式チャンネル

デジタルネイティブである「Z世代」のアーティストとして、世界中で絶大な人気を博している「Billie Eilish」は、「縦型のMV」をYouTubeにアップロードしており、この動画は2019年11月現在で1.5億回再生されています。

ストーリー

YouTubeも2018年に、インスタグラムのような「ストーリー機能」を追加しました。

こちらはクリエイター向けの機能になっているため、利用には登録者1万人以上が必要です。また、24時間で動画が消えるインスタグラムとは異なり、7日間で動画が消える仕様になっています。

このストーリー機能の追加により、コンテンツの多くが横動画で占められるYouTube上でも、「縦動画」に接する機会が増えました。

MILによる縦動画事例

MILでは、スマートフォンによる視聴を想定した「縦向きインタラクティブ動画」も多く制作していただいています。

スクリーンに直接触れて操作するスマートフォンインタラクティブ動画は親和性が高く、動画内の気になるものに「触る」という直感的な操作を通して、インタラクティブ動画を視聴することができます。

トラストリッジ様レシピ動画

ストーリーズ上での利用

トラストリッジ様には、ライフスタイルメディア「macaroni」のインスタグラム公式アカウントによる「ストーリー投稿」に、MILを活用していただきました。

13本のレシピ動画をストーリー分岐機能を用いて1本にまとめており、分岐前は「縦動画」、分岐後は「スクエア動画」と、スマートフォンからの視聴に特化したインタラクティブ動画になっています。

エムフロ様漫画動画

漫画×動画×採用

エムフロ様には、説明会前や後に視聴出来るよう、リアルイベントで配布する会社説明資料に「QRコード」という形で、MIL動画を掲載していただきました。

QRコードを用いることから、「スマートフォン」による視聴が予想されたため、漫画が下に流れながら進行する「縦向きの漫画動画」となっています。

漫画内の各所に、企業の詳細を説明するポップアップが設置されており、視聴後には動画からワンタップでエントリーページへ飛べるように、終了画面が設定されています。

アゲツヤ様キャンペーン動画

動画上からキャンペーン応募

アゲツヤ様には、SNSにおけるキャンペーン施策としてMILを活用いただきました。

スクエア動画の余白スペースに、テキストとMILのフォーム機能を用いた応募ボタンを設置することで、動画上から直接キャンペーン応募出来る仕様の縦動画になっています。

またキャンペーン応募後には、アプリに直接遷移できる「ディープリンク」が設置された「サンクスページ」が表示されるため、シームレスに公式アカウントフォローまで導けます。

まとめ

スマートフォンによるネット利用の伸び、また縦向きで動画視聴するユーザーの増加によって、今後も「縦動画」のニーズは高まっていくことが予想されます。

MILを用いることで、SNSを用いた動画施策にも有効な「直感的な操作で楽しめる縦動画」を制作することができます。

縦動画の制作をご検討の際には、MILを用いてインタラクティブな縦動画を制作してみてはいかがでしょうか。


インタラクティブ動画MILに関する資料を無料で配布します!

「新しい視聴体験を創造する」をミッションとして掲げているMIL株式会社には、インタラクティブ動画に関する様々なデータが日々蓄積されています。お問い合わせ頂いた方には、当ブログでは公開していない資料を無料配布させていただきますので、ぜひ以下よりお気軽にお問合せください。