コンバージョン率(CVR)を上げるために動画を使ったマーケティングに取り組みたいが、「動画マーケティング企業の特徴がわからない」「外注先の選定に不安がある」など、動画マーケティング会社選びに課題を感じている方もいるのではないでしょうか。
動画の制作や運用を外注できる動画マーケティング会社は複数ありますが、会社により得意なジャンルや提供するサポートの内容が異なります。動画活用を成果につなげるためには、自社の目的やリソースに適した「動画マーケティング会社選び」が重要です。
本記事では、動画マーケティング会社の選定方法や外注する際のポイント、おすすめの動画マーケティング会社をご紹介します。各社の特徴をしっかりと踏まえながら、自社に合った動画活用と外注先を検討しましょう。
目次
動画マーケティング会社とは?
「動画マーケティング会社」とは、自社製品・サービスのプロモーションなどに動画を活用する、動画マーケティング施策を行う会社です。
ランディングページ(LP)やWebサイトからのCVRの向上を目的として動画活用を検討している場合、「動画制作会社と動画マーケティング会社のどちらに依頼すれば良いのだろうか?」と迷う方も多いでしょう。また両社の違いが分からない方もいるかもしれません。以下に代表的な違いをまとめましたので、ご覧ください。
動画制作会社 | ・動画の制作のみ。 ・基本的に納品後のサポートはない。 |
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動画マーケティング会社 | ・企画、KPI設計、動画制作、制作後の効果測定や運用など、幅広い領域をサポート。 ・動画配信や編集・分析のプラットフォームを自社開発し、独自の技術による先進的な動画を提供している企業もある。 |
動画を制作し公開するだけでは、十分な成果は得られません。Webサイトなど他のマーケティング施策と同様に、数値(KPI)や最終目標の設定、効果測定、必要に応じた改善などの運用を行うことでCVRの向上などが実現します。そのため、動画マーケティングは「納品後がスタート地点」とも言えるのです。
自社で動画制作を行うスキルがない場合はもちろん、制作後の運用ノウハウが足りないと感じる企業は、動画マーケティング会社へ依頼することで必要なサポートを補えるでしょう。
動画マーケティングの種類やKPIなどについて詳しくは、以下の記事で解説しています。合わせてお読みください。
関連記事:【2022年】動画マーケティングとは?メリット・手法から最新事例まで徹底解説!
関連記事:「動画マーケティングのKPIとは?設定の手順や効果測定ツールをご紹介!」
動画マーケティングを外注するメリット・デメリット
「動画制作や動画マーケティングを外注すべきか、ソフトなどを使って内製化すべきか」と迷う方も多いでしょう。動画制作や運用方法の検討にも役立つ、動画マーケティングを外注するメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
動画マーケティングを外注するメリット
動画マーケティングを外注すると得られるメリットについて具体的に解説します。
- 高品質の動画制作が期待できる
- 専門家のサポートで動画マーケティングを効果的に運用できる
・高品質の動画制作が期待できる
動画制作自体は、ツールやソフトを利用すれば自社での内製化も可能です。しかし一方で、多くの作業や手間がかかり、従業員の業務負担を圧迫してしまうこともあるでしょう。動画マーケティング会社に依頼することで手間や作業を省き、リソース不足を軽減できます。
また、動画マーケティング会社は、動画制作の専門的な知識やスキル、実績を持っています。自社単独で動画を制作すると、ノウハウ不足などの理由から動画の品質が低く、インパクトのある動画を制作できない場合もあるかもしれません。また動画の品質が低すぎると、視聴途中で離脱されてしまい、その後のアクションにつながらない可能性もあります。動画マーケティング会社へ依頼すれば、実績に基づいた業界のプロが制作することで、一定以上の動画の品質の担保が期待できるでしょう。
・専門家のサポートで動画マーケティングを効果的に運用・改善できる
動画の制作後は、マーケティングの成果を上げるための「効果分析」や「クリエイティブ改善」などの運用が必要です。動画マーケティング会社へ動画制作を依頼した場合、動画制作後の計測データの収集や効果分析、検証、改善運用も外注できます。
また独自のツールやプラットフォームを提供している動画マーケティング会社へ依頼すれば、必要に応じて自社で簡単に動画の一部を編集したり、動画の視聴データをリアルタイムで確認することもできるでしょう。動画やマーケティングへ必要な改善や施策をスピーディーに行えるため、PDCAを回すスピードが通常より高まります。結果的に早くCVRが向上することも期待できるでしょう。
動画マーケティングを外注するデメリット
動画マーケティングを外注する前に押さえておきたい、デメリットを解説します。
- 費用がかかる
- 自社ブランドや商材に関する説明理解が必要度が低い
・費用がかかる
動画マーケティング会社に外注すると、当然ながら動画制作や運用の依頼費用が発生します。高品質な動画を制作し、広範囲のサポートを依頼したが、期待したほどの効果が得られず、費用対効果が悪い……といった残念な結果にならないよう、目的に沿った適切な予算設定をしましょう。動画制作の目的、自社のリソース、サポートしてもらいたい範囲などの依頼内容を予めまとめ、予算に応じた費用におさまる外注先を選ぶことが重要です。
また、社内の方針変更等の事情で、動画制作の内容や運用プロセスの変更が必要になった場合、変更への更なる柔軟な対応が困難となり、場合によっては超過料金がかかることもあるかもしれません。外注先の動画マーケティング会社に変更や調整があっても、どの程度の範囲で対応が可能か、依頼時に確認しておきましょう。
・自社ブランド・商材に関する説明が必要
初めて依頼する場合は、自社でアピールしたい商品やブランドのテーマ、企業のコンセプトなどの商品理解が薄い状態からコミュニケーションが開始されます。深く理解していない状態では、動画が納品された後「イメージと合わない」「自社のコンセプトと異なる」といった結果になりかねません。
外注時には担当者との綿密なコミュニケーションを取るなど、自社商品やブランド、テーマ、動画に盛り込みたいポイントなどを十分に伝える必要があります。動画マーケティング会社の担当者へ自社ブランドや商材などの理解を深めるためには、説明のための時間や作業も発生することも覚えておきましょう。そのため、担当者の理解度や、コミュニケーションの相性も重要なポイントです。
動画マーケティング会社を選定する際のポイント3点
「動画マーケティング会社へ動画制作や運用を外注したいが、明確な効果が出るか不安」「費用をかけて外注するからには、失敗したくない」と思っていませんか。動画マーケティング会社の選定時に確認すべき3つのポイントを解説します。
動画の得意ジャンル・実績
動画マーケティングの目的によって、適した動画のジャンルや表現方法、施策は異なります。まずは動画マーケティング会社が得意とする制作ジャンルや実績を確認しましょう。動画マーケティングの対象となる自社の商材や自社の業種、コンセプト、自社の動画マーケティングの目的と合致していれば、期待する成果を出せる会社である可能性が高いためです。
<動画の代表的な活用目的・種類・表現方法>
動画の目的 | ・認知の獲得 ・ブランディング ・興味関心・理解の促進 ・購買の促進(コンバージョンの促進) ・顧客満足度の改善 |
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動画の種類 | ・商品・サービス紹介動画 ・採用動画 ・商材のマニュアル動画(How-To動画) ・YouTube動画 ・SNSなどへのバズコンテンツ ・動画広告 ・デジタルサイネージなどのオフライン広告 |
動画の表現方法 | ・アニメーション ・インタビュー形式の実写 ・ドラマ形式の実写 ・静止画を組み合わせたも ・音声あり・なし ・字幕あり・なし |
制作予定の動画がどれに当てはまるかを把握し、依頼先の動画マーケティング会社の動画制作事例や実績を確認しましょう。過去の事例や、成果数値を実績として公表していれば、費用対効果も把握できます。非公開の場合は、過去の類似事例からシミュレーションを算出してもらうとよいでしょう。
自社開発のツール・プラットフォームの有無
動画マーケティング会社独自のツールやプラットフォームの提供があるかも確認しましょう。ツールやプラットフォームがあれば、動画制作・編集やマーケティング業務を自社で一部行いたいときや、動画の視聴データをリアルタイムで確認・分析したいときなどに便利です。ただし、ツールやプラットフォームを自社の担当者が活用できなければ、動画編集やデータ収集に関する運用が困難になります。自社利用を前提に、ツールやプラットフォームのインターフェースや操作性など、使い勝手についても確認しておきましょう。
また動画マーケティング会社の中には、動画配信や編集・分析のプラットフォームを自社開発し、独自の技術による先進的な動画を提供している企業もあります。それらにより、どのような動画表現や、視聴データ分析が可能となるのか、導入前にしっかりと確認しておきましょう。
サポート体制
自社の動画マーケティングに取り組むための体制や、ノウハウのレベルに応じたサポートが受けられるかも確認しましょう。たとえば、動画マーケティングをはじめて導入する場合や、社内のリソース不足で外注を検討している場合は、動画マーケティング会社が伴走し寄り添いながら、継続的に関わる「併走型」のサポートを提供している会社がおすすめです。
伴走型のサポートを提供する動画マーケティング会社は、企画段階からKPIの設計、動画の制作、さらに動画公開後の分析や運用、改善策の提案まで一貫してサポートを行い、施策の成功へと導きます。ツールを使いこなせるスキルや人員が足りないときにも、伴走型で支援を提供する動画マーケティング会社なら安心です。中には、ツールの使い方のレクチャーをしてくれるなどサポートしてくれる企業もあります。但し、海外の動画マーケティング企業やプラットフォーム提供企業を検討する場合は、日本語のサポートやマニュアルがあるのかどうかも確認しておきましょう。
動画マーケティングの専門会社5選
「自社の商材やマーケティングの目的に合う外注先を選びたくても、どの会社を選べばいいか分からない」と外注に踏み切れない企業もいるのではないでしょうか。前述の動画マーケティング会社の選定ポイントを踏まえ動画マーケティングの専門会社を5社選びました。各企業の特徴や向いている企業の特徴など、詳細に説明していきます。
※それぞれ、2023年2月現在の各社公式サイトの情報より抜粋してご紹介します。
MIL株式会社|触れる動画!インタラクティブ動画マーケティングの専門会社
MIL株式会社は、動画を通じて視聴者との双方向コミュニケーションを可能にする「インタラクティブ動画マーケティング」の専門企業です。インタラクティブ動画編集プラットフォーム「MIL」を自社で開発し、インタラクティブ動画の企画・制作からデータ分析・運用まで、一貫した伴走支援サービスを提供しています。
インタラクティブ動画には、情報を一方通行で提供する従来の動画とは異なり、動画のなかにタップやクリックなどの「視聴者が触れられる」仕掛けが組みこまれています。
インタラクティブ動画には以下のような特徴があり、CVR改善のために動画を使ったマーケティング施策を実施したい企業や、多くの説明を必要とする複雑な商材を扱っている企業、多くのラインナップの中から最適な商材を提案したい企業などにマッチしています。
<インタラクティブ動画の特徴>
・自身が見たい情報を選び、すぐに知りたい情報が得られるため、動画のデメリットである「離脱」を防ぐ
・視聴者のタップ・クリックをもとに動画が進行するため、商品・サービスを「自分ごと化」して理解しやすくなり、興味関心が高まりやすい
・動画内にCTAを設置し、ECサイトや関連ページへとシームレスに遷移できるため、CVR改善が期待できる
・タップやクリックといった視聴データから、顧客の興味関心(インサイト)を得られる
MILでは、KPI指標の設計から、企画・制作、動画公開後の定期的なレポート分析、視聴データにもとづくクリエイティブ改善など、インタラクティブ動画の専門家による伴走支援が充実。動画活用が初めての企業や、企画から運用まで専門家に外注したい企業も安心して利用できます。またプラットフォームも利用できるため「自社で動画の一部を編集したい」「リアルタイムで視聴レポートが見たい」という企業にも最適です。
会社名 | MIL株式会社 |
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特徴 | ・インタラクティブ動画マーケティングの専門会社 ・企画・制作から運用支援まで一貫した伴走支援 ・外部ツール連携(広告、Google Analytics、Salesforceなど) |
実績 | 法⼈会員1,100社以上、累計インタラクティブ動画数10,000本以上 |
自社開発のツール・プラットフォーム | インタラクティブ動画編集プラットフォーム「MIL」 |
サポート体制 | KPI指標の設計から、企画・制作、動画公開後の定期的なレポート分析、視聴データにもとづくクリエイティブ改善など一貫してサポート |
料金プラン | 要問合せ |
公式サイト | https://mil.movie/ |
サムライト株式会社|SNSの動画コンテンツに強み
サムライト会社では、コンテンツマーケティング制作や運用支援、Webマーケティングのコンサルティング、企業のDX化支援などのさまざまなサービスを提供しています。動画制作と動画マーケティング運用のおもなサービスは、各SNSのコンテンツ動画制作やアカウント運用代行、マーケティング支援です。
出典:「サムライト | ショート動画制作サービス」
動画制作とマーケティングはSNSの種別ごとに専門チームを設置し、各SNSの特徴や強みを生かしながら動画制作とマーケティング運用を行うことを得意としています。たとえば「ショート動画制作サービス」では、動画を投稿するプラットフォームの特徴やトレンドをふまえ、TikTokやYouTubeといった各種SNSにも活用できる動画を制作するのが強みです。
動画制作のほか、SNSアカウントの運用代行や分析、改善などのマーケティング運用支援などの依頼も可能です。企画・制作から運用、分析まで一貫して依頼できるため、SNSへの継続的な動画活用を視野に入れた、長期的なSNS運用体制の構築を検討している企業にも向いています。
会社名 | サムライト株式会社 |
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特徴 | SNS別の専門チームによる、特徴や目的に合わせた動画コンテンツ制作と運用 |
実績 | 味の素、NTT docomo、小田急、セガ、ブラザー、LECなど多業種の企業の導入実績あり |
自社開発のツール・プラットフォーム | なし |
サポート体制 | オプションにてサポートあり |
料金プラン | サービスにより異なる・要問合せ |
公式サイト | https://somewrite.com/ |
株式会社プルークス|TVCMからYouTubeまで幅広く対応
株式会社プルークスでは、BtoB、BtoCと幅広い業種や目的に合わせた動画制作とマーケティング運用支援を提供しています。動画制作とマーケティングの得意ジャンルの幅も広く、WebCMやPR動画、商品説明動画などCVR向上やブランディングを目的としたものから、採用動画、IR動画など知名度向上や事業活動を目的とした動画制作も可能です。YouTube動画の制作とアカウント運用代行サービスも提供しています。
動画制作は、年間1,000件以上の制作実績を持つ動画コンサルタントが担当しています。自社の持つ課題を仮説したうえでの企画の立案、動画制作、効果検証と進むため、動画マーケティングでやるべき施策が分からないときにもおすすめです。独自のノウハウとチーム体制により、「高品質でリーズナブルな動画制作」も実現。費用を抑えて動画制作を依頼したい企業に向いています。
会社名 | 株式会社プルークス |
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特徴 | BtoB、BtoCと幅広い業種への動画制作実績、高品質でリーズナブルな動画制作を提供 |
実績 | 2,000社5,000本以上 |
自社開発のツール・プラットフォーム | なし |
サポート体制 | プランによりアフターフォローあり |
料金プラン | <動画制作・映像制作サービス> ・サービス紹介、営業ツール、マニュアル 〜100万円 ・プロモーション、会社紹介、採用、イベント 100〜200万円 ・TVCM、ブランディング 300万円〜 |
公式サイト | https://proox.co.jp/ |
株式会社EXIDEA|BtoB企業に特化した動画マーケティング
株式会社EXIDEAは、動画マーケティング、SEOマーケティング、オウンドメディア、Web広告配信、リタゲ広告などのコンテンツマーケティングサービスを提供する会社です。動画制作・映像制作サービス「CINEMATO」により、動画と映像制作および動画マーケティングの総合支援を行っています。
出典:「BtoB企業の動画制作・動画マーケティングならCINEMATO」
CINEMATOでは、動画制作と運用代行サービスをはじめ、SaaS事業動画制作、SDGs動画制作、動画コンサルティングサービスとBtoBの動画制作とマーケティング運用などを得意としています。動画制作から広告運用やWebサイト制作まで、一貫しての支援も可能です。
制作担当者は依頼先企業とのヒアリングで目的を明確化することに加えて、歴史や強み、魅力など動画でもっとも伝えたい内容や独自性を重視したうえで動画制作を行います。CVRの改善はもちろん、PRやブランディングを目的とした動画制作と運用施策の支援が受けたい企業にマッチしていると言えるでしょう。
会社名 | 株式会社EXIDEA |
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特徴 | ハイクリエイティブな幅広い種類の動画制作・映像制作サービスと、課題発見と目標設定を行うコンサルティングを基にした動画マーケティングの提供 |
実績 | Saas事業社のみで300社700本以上、ほか大手企業からベンチャー企業まで多数の実績あり |
自社開発のツール・プラットフォーム | 動画制作・映像制作サービス「CINEMATO」 |
サポート体制 | 動画制作、動画広告運用、動画マーケティング施策 |
料金プラン | 要問い合わせ
・アニメーション動画制作 ・サービス紹介動画制作 ・WebCM制作 |
公式サイト | https://cine-mato.com/ |
株式会社リチカ|ツール活用でデジタル広告を量産・改善
株式会社リチカは、動画クラウドサービス「リチカ」をリリースしています。フォントやカラー編集、素材抽出などの基本的な動画制作・編集機能、ファイルの変換や埋め込みタグの設定など動画配信・書き出し機能、共同編集や素材の共有などチーム連携機能など、動画制作からマーケティングまで活用できる30以上の機能が搭載されているのが特徴です。また、AIのナレーションや自動字幕、CSV一括入稿など、動画制作やマーケティング業務を効率化させる機能もオプションで追加できます。
出典:「リチカ(RICHKA)|シェアNo.1の運用型クリエイティブクラウド」
2,000以上のフォーマットが用意されているため、配信したいプラットフォームに合わせた静止画や動画をかんたんに量産、改善できます。複数チャネルで動画マーケティングを展開したいときにも、外注先の選択肢となるでしょう。
クラウドツールによる動画制作だけでなく、専任のコンサルタントによる独自のフレームワークやノウハウの提供など伴走型のサポートも行っています。自社で動画制作やマーケティング運用を内製化したいとき、コスト面を考えて月額費用制を検討している企業におすすめです。
会社名 | 株式会社リチカ |
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特徴 | 業種やジャンル、プラットフォームに合わせたフォーマットからの動画制作が可能 |
実績 | 2,000社以上 |
自社開発のツール・プラットフォーム | 動画クラウドサービス「リチカ」 |
サポート体制 | 事前導入支援、活用方法レクチャー、RD制作講座、 リチカ式動画マーケティングなどの運用サポート |
料金プラン | 月額費用制、要問合せ |
公式サイト | https://richka.co/ |
動画マーケティング会社の比較一覧
今回ご紹介した5社の特徴をまとめましたので、参考にしてみてください。
動画マーケティングを成功へ導くには?
動画マーケティングを成功へ導くためには、動画の制作で完結するのではなく運用しながら改善を進める、継続的な運用体制が必要です。以下のステップに沿ったPDCAサイクルを回し、継続的に見直しを行いながら施策や運用を行うことで、マーケティングの成果を得られます。
- 動画マーケティングの目的を決める
- 中期的目標となるKPIを決める
- 動画配信後に効果測定を行う
- データの分析を元に、動画の運用と改善を続ける
出典:「動画マーケティングのKPIとは?設定の手順や効果測定ツールをご紹介!」
スピーディーにPDCAサイクルを回し、動画マーケティングで成果を上げるには、自社の目的に合った動画マーケティングのパートナー企業の選定と、必要なデータ取得ができるツールやプラットフォームが不可欠です。今回ご紹介した情報を参考にしながら、「運用」を踏まえた体制構築を検討してみてください。
まとめ
動画マーケティングの外注先選びに役立つ確認ポイントやおすすめの動画マーケティング専門会社5社を紹介しました。動画マーケティングは、ただ単に動画を制作し公開するだけでは、高い効果は得られません。閲覧数や離脱箇所などのデータを分析し、適切な改善を繰り返す運用が重要となります。そのためには、マーケティング施策の知識や動画独自の企画・構成力、視聴データ分析のためのスキルや人員・リソースも必要です。
動画に関するスキルやリソースが少ない場合には、動画マーケティング会社への外注を検討してみましょう。動画マーケティングに初めて取り組む企業は、伴走型のサポートを提供している動画マーケティング会社を選ぶと、社内にスキルやリソースが足りなくてもスピーディな運用により、成果が高まる可能性が高まります。また逆に、動画制作や運用を内製したい場合には、サポートが極力少なく、プラットフォームやツールのみを利用できる企業を選ぶと良いでしょう。ぜひ自社の目的や体制に合った動画マーケティング会社を選んでみてください。
執筆者
黒谷 純子
MIL株式会社 マーケティング
大学卒業後、編集プロダクション等を経て、人材サービス企業のマーケティング職に従事。2021年3月よりMIL株式会社に入社し、現在は自社サイトやMILblogの企画・ディレクション・執筆等を担当している。
Twitter : https://twitter.com/MIL29292841