動画マーケティングの主要指標&動画分析ツールのおすすめ7選を解説!

動画指標・分析ツール

現在、トレンドとなっている「動画マーケティング」ですが、動画の効果を最大化するには、データに基づく分析が必要不可欠です。マーケティング担当者の中には、どんな指標で動画の効果を測定し、またどのような分析ツールを使えばいいのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、動画の効果を測る主要指標(KPI)や、YouTubeを含めた「動画マーケティング」におすすめの分析ツールをご紹介します。動画マーケティングを加速させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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動画マーケティングに分析が必要な理由

動画マーケティングとは、動画コンテンツを用いたマーケティング手法です。

もともと動画マーケティングといえば、テレビCMが主流でした。しかし近年は、スマートフォンなどのモバイル端末が普及し、通信環境も高速化しています。各自が好きなコンテンツをスマートフォンで視聴する時代となり、消費行動が多様化する中で、YouTubeなどWeb動画を用いたマーケティングに注目が集まっています。
スマートフォンの普及推移

引用:NTTドコモ モバイル社会研究所「2021年一般向けモバイル動向調査」

動画マーケティングを効果的に運用していくために「データ分析」は必要不可欠です。

例えば「YouTube」を使ったマーケティングにおいては、YouTubeの動画で商品やサービスの認知度を上げて、顧客獲得を進めていきます。そして公開後には、公開した動画の視聴データを分析し、次の動画に向けて新しい施策を打ち出していくのです。

動画をアップロードしたら終わりではなく、公開後に改善を加え、成果の最大化を追求する。
これが「動画マーケティング」であり、その判断軸となるのが「データ分析」です。

関連記事:【2022年】動画マーケティングとは?メリット・手法・事例から最新トレンドまで徹底解説!

動画マーケティングの効果を測る主要指標(KPI)

動画マーケティングの目的によって必要な指標は異なりますが、動画の効果を測る主要指標は以下の通りです。

  • 視聴回数:動画が視聴された回数
  • クリック率:視聴回数/表示回数
  • 再生完了率:再生数の中で動画が最後まで完全に視聴された割合
  • 総再生時間:ユーザーが動画を再生した合計時間
  • ユニークユーザー数:一定期間に動画を視聴したユニークユーザーの数
  • コンバージョン率:動画視聴者が購入・問合せなどの行動を起こした割合

これらの数値を分析しながら、より質の高い動画を目指しましょう。

YouTubeの動画分析ツール おすすめ3選

続いて、世界最大の動画配信プラットフォーム「YouTube」の分析ツールのうち、おすすめの3点をご紹介します。

  • YouTubeアナリティクス
  • NoxInfluencer
  • kamui tracker

それぞれについて、詳しく解説していきます。

YouTubeアナリティクス|YouTubeチャンネル運営に必須の無料ツール

「YouTubeアナリティクス」とは、YouTubeに実装されている無料のデータ分析ツールです。YouTubeに投稿した動画や、チャンネル全体のアクセス解析ができます。再生数はもちろん、「どんな属性の人が集まっているか」「どの動画が人気なのか」などを分析し、次の動画に活かすことができます。

様々な指標がある中で、チャンネル改善につながる重要な指標は、以下の3点です。

  • クリック率:視聴回数/表示回数
  • 視聴者維持率:最後まで視聴された割合
  • 視聴者属性:視聴者の年齢層や性別、地域など

各指標を総合的に分析し、どのような動画コンテンツを作成すれば良いのか、視聴者から何が求められているのか、戦略を練りましょう。YouTubeアナリティクスの見方について詳しくは、以下でご紹介しています。ぜひご一読ください。
関連記事:【2022年版】YouTubeアナリティクスの見方&5つの注目指標をわかりやすく解説!

NoxInfluencer|登録不要&無料で手軽に使える!InstagramやTikTokにも対応

noxinfluencer
引用:NoxInfluencer

NoxInfluencerとは、YouTubeをはじめ、InstagramやTikTokの分析もできるツールです。会員登録は必要なく、利用料も無料です。

NoxInfluencerにアクセス後、そのまま上部の検索窓からチャンネルを分析できます。お持ちのチャンネル名やURLを入力すると、チャンネルの統計データが表示されます。
例えば、YouTubeチャンネルであれば以下のようなデータが表示されます。

  • グローバルランク:登録者数のランキング
  • 国 / 地域ランク:国での登録者がどのくらいのか
  • Noxスコア:Noxが独自に算出したスコア
  • アップロードされた動画:直近1ヶ月に公開した動画の本数
  • 広告収益の見積もり:Adsenseの推定収益
  • アフィリエイト収益の見積もり:Nox独自の広告における推定収益

このデータ分析は自社のチャンネルだけでなく、他のチャンネルの分析にも対応しています。競合が多いジャンルやライバルを分析したい企業におすすめです。

kamui tracker|国内最大級のYouTubeデータ分析ツール

kamuitracker
引用:kamuitracker

kamui trackerとは、国内最大級のYouTubeデータ分析ツールです。国内の登録者1,000人以上のYouTubeチャンネルのデータを網羅し、独自の分析機能を備えています。利用料は無料ですが、「チャンネルの登録者が100人以上であること」が条件となります。条件を満たした後、登録を行いましょう。

kamui trackerの代表的な機能は以下の通りです。

  • チャンネル検索:指定のジャンルのチャンネルを検索して数値で比較
  • 動画検索:指定のジャンルの動画をリサーチし伸びている企画を検索
  • 視聴評価:伸びている動画のサムネイルやタイトルを表示

自社だけでなく、YouTube市場全体のトレンドを掴めるのが、kamui trackerの特徴です。動画マーケティングに必要な市場予測にも役立ちますので、全ての企業におすすめのツールです。

動画配信&分析プラットフォーム おすすめ4選

YouTube以外のプラットフォームを使って、より本格的な動画マーケティングを実施したい企業には、以下の4点をおすすめします。

  • Wistia
  • Vidyard
  • J-Stream Equipmedia
  • MIL

いずれも、高い分析機能と動画配信機能を兼ね備えています。それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。

Wistia|アメリカ発の動画配信&分析プラットフォーム

wistia
引用:Wistia

Wistiaは、アメリカの企業が開発した企業向け(BtoB)の動画配信プラットフォームです。マーケティングに特化しており、YouTubeアナリティクス以上に細かい指標で分析することが可能です。

<Wistiaの特徴>

  • A/Bテストでクリック率の高いサムネイルを検証
  • ヒートマップを設置し「◯秒まで◯人が視聴を続けた」などを表示
  • 他のマーケティングシステムとの連携(Hubspot、MailChimp、Marketoなど)
  • 動画内に入力フォームやURLを埋め込み
  • 動画内にメールアドレスの入力フォームを挿入
  • 会社のロゴを動画内に表示
  • 細かいトラッキング(追跡)⇒誰がどの動画をどの程度、視聴したか

また、より詳しい分析がしたい方や、動画内にさまざまなコンテンツを埋め込み、リードの獲得やナーチャリングなどマーケティングに活かしたい企業におすすめのツールです。

Vidyard|カナダ発の動画配信&分析プラットフォーム

vidyard
引用:Vidyard

Vidyardはカナダの企業が提供している、企業向けの動画配信と分析のプラットフォームです。MicrosoftやLinkedinなど、世界的企業も活用しており、「ビジネス向けYouTube」とも称されています。詳細な分析に特化している点がVinyardの強みです。

<Vidyardの特徴>

  • CTAをカスタマイズして動画内にボタンやフォームを設置
  • A/Bテストでクリック率の高いサムネイルを検証
  • 最適な配信時間帯の提案
  • YouTubeやTwitterへの配信
  • 視聴者毎の分析(誰がどのくらい視聴したのか)
  • コンバージョンにつながったポイントの把握
  • リアルタイムでのアクセス分析

無料プランもありますので、データを元に動画マーケティングを加速させたい企業はぜひご活用ください。

J-Stream Equipmedia|ライブに強い!動画配信&分析プラットフォーム

jstream
引用:J-Stream Equipmedia

J-Stream Equipmediaは、企業における使いやすさと充実した機能を備えた、動画配信プラットフォームです。動画マーケティングや企業プロモーション用途だけでなく、企業内の情報共有や教育・研修まで幅広く利用されています。

<J-Stream Equipmediaの特徴>

  • ライブ配信
  • コンテンツ内製支援
  • 動画視聴解析
  • 多機能プレイヤー
  • ポータル分析(いつ誰がどのコンテンツをどの程度視聴したか?)
  • セキュアな機能

中でも「オンデマンド配信」や「ライブ配信」において強みがあり、ライブ配信を目的とする企業におすすめです。

MIL|動画の最先端!インタラクティブ動画配信&分析プラットフォーム

mil
インタラクティブ動画」とは、再生されるだけの動画から進化した「触れる動画」です。インタラクティブ動画は「タップ・クリック」など視聴者のアクションに沿ってストーリーが進む参加型動画のため、興味を喚起しながら情報提供ができ、LPや広告でのCVR・エンゲージメント向上に結びつきやすいという特徴があります。

「MIL」とは、日本初のインタラクティブ動画マーケティングツールです。動画上のタップ(クリック)データを元に「動画レポート」として50以上の視聴動態データを取得。分析ができるため、視聴者の興味・離脱のポイントを把握し、より効果的に動画マーケティングを実施することが可能になります。
インタラクティブ動画MIL
<MILの特徴>

  • ストーリー分岐機能:ユーザーの選択次第で指定した動画に遷移
  • ポップアップ機能:情報の深堀や商品ページへ直接リンク
  • スイッチング機能:同じタイムラインで再生される2本の動画をタップで切り替え
  • 動画内フォーム:Webページに遷移させることなく、動画上でフォームを立ち上げ
  • 電話リンク:動画上のタップだけで、特定の電話番号に発信
  • 外部ツール連携:Google Analytics、Salesforceなど
  • 動画レポート:50以上の項目から視聴者の視聴動態を分析
  • 視聴分布レポート(特許):動画からの離脱原因を「ポジティブ」と「ネガティブ」という2種類に分類
  • ストーリーレポート(特許):歩留まりを発見

またMILでは単にツールを提供するだけでなく、インタラクティブ動画のプロフェッショナルが、企画・構成、制作、編集、広告運用、分析レポートに至るまで、包括的なサポートをご提供しています。制作や分析・運用をプロに任せたいとお考えの企業様におすすめです。

まとめ

動画マーケティングにおいて、分析ツールは必要不可欠です。自社の動画施策にあわせて配信プラットフォームや分析ツールを使用し、データに基づく動画マーケティングを進めていきましょう。

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執筆者
黒谷 純子

MIL株式会社 マーケティング

大学卒業後、編集プロダクション等を経て、人材サービス企業のマーケティング職に従事。2021年3月よりMIL株式会社に入社し、現在は自社サイトやMILblogの企画・ディレクション・執筆等を担当している。
Twitter : https://twitter.com/MIL29292841

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MILであれば、インタラクティブ動画を素早く編集でき、動画配信後の測定結果はレポート画面より確認できます。インタラクティブ動画の制作から運用まですべての機能をプラットフォーム化し、動画PDCAを回します。