ドラマだけじゃない!動画マーケティングにも大活躍の「ストーリー動画」を徹底解説!

インタラクティブ動画入門ガイド

ストーリー動画

ストーリー動画とは?


ストーリー動画とは、視聴者の選択によって内容が変わる動画コンテンツを指します。

動画上に表示された選択肢のいずれかを視聴者がタップすることによって、選択に応じた動画が再生されるという仕組みになっています。

NETFLIXも複数制作


オリジナルコンテンツを多数制作しているNETFLIXは、ストーリー動画の制作にも精力的であり、既に複数のストーリー動画を制作・公開しています。

その内の一つである「ブラック・ミラー:バンダー・スナッチ」は、「視聴者の選択」によって「主人公の行動」が決まる動画になっており、動画内での選択に応じて、5種類の異なるエンディング動画を視聴することができます。

ストーリー動画の効果

ストーリー動画の効果を見ていくと、ドラマや映画などにおける演出としてだけでなく、動画マーケティングにおいても役立つ機能であることが分かります。

それでは、事例に合わせてその効果について見ていきましょう。

①回遊性を高める あさやホテル様動画事例

動画を通して宿泊擬似体験

動画内の女性グループが利用する「客室」,「浴場」,「食事」を視聴者に選択させることで、あさやホテルでの宿泊を擬似体験できるような動画になっています。

回遊性を高める

複数動画を一本のストーリー動画に落とし込むことで、動画の回遊性が高まり、視聴時間を伸ばすことができます。

上記の事例では「客室」,「浴場」,「食事」という別々のシーンを、ストーリー動画を用いて一日の流れに沿って選択させることで、宿泊の擬似体験を演出しながら、複数動画を自然に回遊させています。

②能動的な視聴を促す PHC株式会社様動画事例

企業を体感する採用動画

昨今では、学生が興味を持っている「職場の雰囲気」や「先輩社員の様子」などといった定性的な情報を伝えるために、採用サイト上に動画を埋め込むケースが増えています。

上記の事例では、一人称視点で動画が進行することで、実際の仕事をスクリーンを通じて体感できる採用動画になっています。

能動的な視聴を促す

ストーリー動画では、要所で視聴者にインタラクティブなアクションを要求するため、「単なる視聴」よりも、深く記憶に残る「能動的な視聴」を促すことができます。

今回の事例では、上司からの依頼をこなすために「主人公が取る行動」を視聴者に選択させることで、能動的な視聴を促しています。

③ニーズに合わせた情報を提供する トラストリッジ様

オススメレシピを提案

その日の気分や冷蔵庫にある残り物に合わせて、使用したい食材のジャンルを選択していくことで、選択に合わせたオススメレシピが2種類表示されます。

ニーズに合わせた情報を提供する

ストーリー動画では、選択に応じて再生する動画コンテンツを変更することで、視聴者のニーズに合わせた情報を提供することができます。

求めている情報を動画内から選び取れることで、「視聴者のニーズ」と「動画内容」のミスマッチが減るため、視聴体験の大幅な改善に繋がります。

ストーリー動画の作り方

チュートリアル動画

制作のポイント

ストーリープロジェクトを選択


通常のプロジェクトでは、ストーリー動画を作成することはできません。

必ずプロジェクトの作成時に、「ストーリー」を選択しましょう。

HOME動画を指定


ストーリー分岐機能を使用するには、分岐元となる「HOME動画」を指定する必要があります。

管理画面右上の「HOME動画の変更」から、「HOME動画」を指定しましょう。

まとめ

ストーリー動画は、ドラマや映画の演出に用いるだけでなく、今回紹介したように動画マーケティングにおいても活用することができます。

インタラクティブ動画入門ガイド

インタラクティブ動画ならMIL

インタラクティブ動画ならMIL

MILであれば、インタラクティブ動画を素早く編集でき、動画配信後の測定結果はレポート画面より確認できます。インタラクティブ動画の制作から運用まですべての機能をプラットフォーム化し、動画PDCAを回します。