セミナーをオンライン完結!視聴後アクションまで導くインタラクティブ動画

今回は、インタラクティブ動画で作る「セミナー動画」についてご紹介いたします。

セミナーのオンライン移行

通信の高速化、モバイル端末の普及に伴い、セミナーやイベントなどといった、オフラインに限られていた施策オンラインへ移行するという流れが、近年見られます。

中でも「セミナー」は、Web会議ツールを用いた「ウェビナー」や、行われているセミナーをリアルタイムで配信する「ライブ配信」、セミナーの様子を撮影、編集した「セミナー動画」など、様々な手段でオンライン移行が進められています。

今回MILでは、「セミナー動画」についてご紹介していきます。

インタラクティブ動画入門ガイド

セミナー動画のメリット

「セミナー動画」を制作し、セミナー内容をオンラインに展開することには多くのメリットがあります。順番に見ていきましょう。

メリット①時間と場所を問わない

通常のセミナーでは、当然「開催する時間と場所」が決まっています。そのため、「どうしても予定が合わない」「場所が遠くて行けない」といったように、参加したくても参加出来ない方が一定数出てしまいます。

「セミナー動画」の場合は、インターネットさえ繋がっていれば、時間や場所を問わずに、自分の都合に合わせて視聴出来るため、より多くの人にセミナー内容を届けることが出来ます。

メリット②継続的な運用が可能

通常のセミナーはその場限りであり、再び開催するには内容が同じであっても、改めて集客や設営を行う必要があります。

一方で「セミナー動画」では、一度制作すれば継続的に運用することが可能です。

「当日参加出来なかった」「参加したけどもう一度聞きたい」という方へのフォローや、新規顧客へのアプローチ手段として、何度でも動画を活用できるため、高い費用対効果を誇ります。

メリット③自分のペースで視聴できる

「上手く聞き取れなかった」「メモが追いつかない」「モニターが良く見えない」など、セミナー中に困ったことはないでしょうか?

セミナー動画の場合、視聴者は一時停止や巻き戻し/早送りなどを用いて、「自分のペース」で進めていくことが可能です。

分からない場所があれば何度も聞き直し、興味のない場所はスキップする、など視聴者の都合で進行するセミナー動画は、内容に対する「理解を深める」上に、視聴者の「時間を節約する」ことにも繋がります。

インタラクティブセミナー動画で出来ること

参考動画:ネオキャリア様主催セミナー「いま考えるべき学生とのコミュニケーションのあり方」

ご紹介した通り、メリット満載なセミナー動画ですが、「インタラクティブ化」することで更に効果の高いコンテンツに仕上げることが出来ます。

実際に制作した「インタラクティブセミナー動画(上記参考動画)」を例に見ていきましょう。

トピック毎に分ける


セミナーでは、複数の登壇者が異なるトピックでお話しすることも多くあります。

しかしながら、「全てのトピックを隅々まで聞きたい」という方は少なく、「自分の気になる話だけを聞きたい」という方が多数を占めます。「自分の気になる話」が中々始まらなければ、視聴者は興味を失くし、離脱してしまうでしょう。

インタラクティブ動画では、「ストーリー分岐機能」を用いることで、視聴者それぞれが「興味のあるトピック」を選んで、視聴することが可能になります。

参考動画では、上記画像のように「トピックの選択画面」を動画のはじめに挿入し、タップで選択可能にしています。

目次をつける


動画は一方的に進んでいくため、動画内の「知りたい内容」を探すには、シークバーを細かく動かしながら探していかなければなりません。セミナー動画は、30分を超える長尺動画になることも多いため、特に手間のかかる作業になります。

インタラクティブ動画では「目次機能」を用いることで、動画内容に目次をつけることができます。これにより動画内容は項目で並べられ、視聴者は興味のあるパートまでワンタップでスキップすることが可能になります。

先ほど紹介した「ストーリー分岐機能」と合わせて「目次機能」も用いることで、「動画内で情報を探しづらい」という動画の弱点をカバーできます。

情報を補足する

プロジェクターを使用するセミナーでは、動画内の資料が見えづらいこともあります。

インタラクティブ動画では、「ポップアップ機能」を用いることで、動画上に新たな情報を追加することが可能です。 参考事例では、セミナー中、動画が再生されているシーンに「実際の動画」が埋め込まれています。

ポップアップ内には、動画だけではなくテキストや静止画を挿入することもできるため、動画そのものを編集する必要なく、MILだけで簡単に情報を追加することができます。

番外編:インタラクティブセミナー動画で出来ること

その他、MILで推奨しているユーザーを視聴後アクションに導くための「インタラクティブ機能」についてご紹介いたします。

フォーム機能

セミナーでは、終了後に「アンケート」をお願いすることが多くあります。

通常の動画で視聴後のアンケートを取る場合、アンケートページに遷移させる必要がありますが、インタラクティブ動画では、動画上に「アンケートフォーム」を立ち上げることができます。

セミナーに関するアンケートをオンライン動画上でも実施することで、より多くの声を拾い、次回に活かすことができます。

サンクスページ機能


アンケート回答後に表示される「サンクスページ」も、フォーム機能で併せて設定することができます。

サンクスページには、テキストに加え「外部リンクボタン」を設置することも可能なため、アンケート回答をした視聴者を「次のアクション」に導くこともできます。

終了画面機能


「終了画面機能」を用いることで、視聴完了したユーザーを「お問い合わせページ」「資料請求ページ」など、任意のページへ導くことも可能です。

単なる「動画視聴」で終わらせず、興味の持ったユーザーをすかさず「次のアクション」に導くことで、挨拶や名刺交換等の機会が取れないオンライン施策でも、アポイント獲得に繋げることができます。

まとめ

セミナーのオンライン化に伴い、「セミナー動画」の活用が増えてきています。

「セミナー動画」をインタラクティブ化することで、動画からの離脱を減らし、内容への理解度を高めることや、「問い合わせ」や「資料請求」といった次のアクションへの導線を設置することも可能になります。

セミナー動画の制作をご検討の際には、MILを活用してインタラクティブ化してみてはいかがでしょうか?

インタラクティブ動画入門ガイド

執筆者
田中 斗唯

MIL株式会社 クリエイティブグループ エディター

1997年生まれ、神奈川県出身。大学在学中にインターンとしてMIL株式会社にジョインし、2020年12月に入社。インタラクティブ動画を専門とした制作経験を活かし、クリエイティブグループでは主に、インタラクティブ動画特有のUIデザインや映像編集を担当する。

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MILであれば、インタラクティブ動画を素早く編集でき、動画配信後の測定結果はレポート画面より確認できます。インタラクティブ動画の制作から運用まですべての機能をプラットフォーム化し、動画PDCAを回します。