シームレスにフォーム送信へ導くインタラクティブ動画フォーム機能

インタラクティブ動画成功事例

インタラクティブ動画制作ツールMILのタグ機能の一つ、フォーム機能について紹介します。

フォーム機能


フォーム機能は、インタラクティブ動画制作ツールMILで使用できるタグ機能の一つです。

動画×MILフォーム機能

動画はテキストや静止画に比べて、圧倒的に多い情報量で最大限魅力を伝えてくれます。そのため自社の商品やサービス紹介など、様々なシチュエーションで動画コンテンツを活用している企業は増えています。

フォームは通常フォームページが設置されており、インターネット上からユーザーによるお問い合わせやアンケート送信などをいただく際に活用されています。

では、動画コンテンツにMILのフォーム機能を追加するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

フォーム機能に期待される効果

フォーム送信数の増加

フォーム機能を用いてフォームを動画内に設置することで、画面遷移なく動画上でフォームを入力、送信してもらうことが可能になります。

活用方法としてユーザーに商品の紹介動画を視聴してもらった後に、動画上でそのまま無料サンプルの申し込みをいただくなどの用途が挙げられます。

従来は動画の視聴完了後にフォームページへ遷移させる必要がありましたが、フォーム機能を用いることによりユーザーの手間を省き、シームレスにフォーム画面を表示することでフォーム送信数の増加が期待できます。

コスト削減

動画上でフォーム送信を済ませることによって、従来必要であったキャンペーンページやアンケートページなどが不要になるため、ページ制作コストをカットすることができます。

またフォーム内容の編集はMIL上からいつでもできるため、期間延長やフォーム内容の変更に伴うフォーム更新なども簡単に行えます。

フォーム機能の紹介

フォーム項目

フォーム項目の種類は、下記の五つから選択が可能です。

①テキスト入力 ②チェックボックス ③ラジオボタン ④セレクトボックス ⑤日時

内容に応じて適切な項目を設定することで、視聴者をスムーズに送信まで導くことができます。

入力タイプ

入力タイプは、下記四つから選択可能です。

①任意文字 ②半角文字 ③半角数字 ④テキストエリア

入力タイプを指定し、あらかじめ送られてくるデータタイプを統一することで、送られてくるデータの管理が簡単になります。

プライバシーポリシー

プライバシーポリシーの同意に関するチェックボックスを設置することができます。プライバシーポリシーの内容は編集可能であり、ユーザーはタップすることで同意する内容について確認することができます。

プライバシーポリシーへの同意はユーザーの個人情報を扱う際に必須になるため、同意にチェックを入れなければフォームを送信できない仕様になっています。

自動表示機能

自動表示機能をONにすると、フォームタグで設定した時間に自動でフォームが開きます。終了画面に設定すると動画の終了とともに自動でフォームを開かせ、視聴完了後のユーザーに対してシームレスにフォーム送信を促すことができます。

効果のレポーティング


下記の三つが計測できます。

・フォームオープン数

・質問毎の回答数

・フォーム送信数

インタラクティブ編集、更新はいつでも簡単に行えるため、フォームタグの設置位置や時間、質問数、質問内容などを計測したデータに基づいて改善していくことも可能です。

その他にもインタラクティブ動画では、ユーザーの動画内アクションを計測することで通常の動画では計測できないデータを計測することができます。

事例

アゲツヤ様

ヘアアイロンメーカーのアゲツヤ様に、プレゼントキャンペーン施策においてMILを活用していただきました。

インタラクティブ化によってユーザーは興味のある情報を選び取ることが可能になったため、動画では商品名や特長などを無理に押し出すのではなく、女性の使用シーンを通して商品を自然に紹介しています。

キャンペーン応募

動画を最後まで視聴すると終了画面にフォームタグが設置されており、タップするとキャンペーンの応募フォームが表示されます。これによりユーザーは動画上から直接キャンペーンに応募することが可能になりました。

SNSからMIL動画へ

今回のキャンペーンではインスタグラム上に広告を投稿し、投稿をタップしたユーザーをMIL動画へ誘導しました。1タップで動画に遷移し、視聴完了後は応募フォームが自動表示されるため、ユーザーはインスタグラムから1度の遷移で動画視聴からキャンペーン応募まで行えます。

定性的な情報の収集


※コメントは抜粋しています。

アンケートフォームには、長文テキストを送信していただくことも可能です。そのためユーザーの声などの定性的な情報も、フォームを通じて収集することができます。

またコメントには「動画」という形に言及しているユーザーが多く見受けられたことから、動画による訴求が効果的であるということが分かります。

実際の効果

・動画を視聴完了したユーザー 70.7%

・フォームを開いたユーザーのフォーム入力・送信率 17.2%

結果、MIL動画を再生した総ユーザーの5.61%がキャンペーン応募に至りました。

まとめ

ユーザーにより多くフォーム送信してもらうためには、フォーム送信までの手間をどれだけ省くことができるかが重要になります。

フォーム機能を用いることでユーザーは動画からフォーム送信までをシームレスに行うことが可能になります。

またフォーム送信までに必要な各インタラクションを計測することで、動画を再生したユーザーのフォーム送信率が上がるようデータを基に改善していくこともできます。

動画コンテンツを用いた施策を行う際には、インタラクティブ動画の活用を検討してみてはいかがでしょうか

インタラクティブ動画成功事例

執筆者
田中 斗唯

MIL株式会社 クリエイティブグループ エディター

1997年生まれ、神奈川県出身。大学在学中にインターンとしてMIL株式会社にジョインし、2020年12月に入社。インタラクティブ動画を専門とした制作経験を活かし、クリエイティブグループでは主に、インタラクティブ動画特有のUIデザインや映像編集を担当する。

インタラクティブ動画ならMIL

インタラクティブ動画ならMIL

MILであれば、インタラクティブ動画を素早く編集でき、動画配信後の測定結果はレポート画面より確認できます。インタラクティブ動画の制作から運用まですべての機能をプラットフォーム化し、動画PDCAを回します。