【SNS】タップで診断!インタラクティブ動画で作る診断コンテンツ

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失敗しない!診断コンテンツの作り方&活用ガイド

今回の記事では、ストーリー分岐機能を用いて、視聴者に最適な脱毛サロンやクリニックを提案する「診断動画コンテンツ」の事例をご紹介します。

動画の紹介

MILの利用目的

脱毛の料金は各社フォーマットが異なり、ユーザーが「結局、自分にはどこが合っているのかが分からない」,「医療脱毛と光脱毛って何が違うの?」という声が多かったため、タップを通じて質問に答えていくことで、視聴者個人に最適化したサロン・クリニックに出会える動画コンテンツを制作しました。

今回は、脱毛サロンの「STLASSH」,「恋肌」。クリニックの「レジーナクリニック」,「HMRクリニック」、計四社を動画内で紹介しています。

InstagramとTwitter上で広告配信し、広告のランディング先として今回のインタラクティブ動画を使用しました。

動画のクリエイティブについて

動画で行う診断コンテンツ


今回の動画は、質問に対してタップを通じて回答していくことで、おすすめの脱毛サロンが紹介される「診断コンテンツ」になっています。

動画内の質問は下記の通りです。

①脱毛したい箇所(全身 or 見えるとこ or 脇)
②光脱毛 or 医療脱毛
③スピード優先 or 費用優先
④首都圏住み or 首都圏以外住み

※③、④は回答によっては省略されます

最適なサロンを紹介

最後の質問に回答すると、「そんなあなたにぴったりなサロンは...」という文言の後、回答内容に応じた「サロン・クリニックの紹介動画」が再生されます。

回答内容によって、同じサロンでも訴求の文言が変わるなど、細部までそれぞれの視聴者に最適化させています。

インタラクティブ化のポイント

予約ページへワンタップで遷移


最後の分岐動画である「サロン・クリニックの紹介動画」では、動画の下部に「無料カウンセリング予約はこちら!」という文言の「ダイレクト外部リンク」ボタンが設置されています。

これにより、自分に最適なサロン・クリニックを提案された視聴者を、ワンタップでカウンセリング予約ページへ遷移させることが可能です。

ポップアップで情報補足①「光脱毛、医療脱毛」


「光脱毛 or 医療脱毛」の分岐地点では、左右の下端に「光(医療)脱毛とは」というタグが表示され、タップをするとそれぞれのメリット・デメリットが「ポップアップ」で表示されます。

予測される視聴者の疑問点をポップアップで補足する事で、予め検索する手間を省いています。

ポップアップで情報補足②「無料予約方法の手順」


「サロン・クリニックの紹介動画」では、一定時間が経過すると、左上に「無料予約方法の手順」のタグが表示されます。

ポップアップを用いて、視聴中の動画から予約完了までのフローを見せる事で、カウンセリング予約の手順を伝えています。

動画を回遊させる


前述した左上の「無料予約方法の手順」のタグが表示されると同時に、右上には「もう一度診断する」というタグが表示されます。

タップをすることで、始めの分岐画面に戻り、改めて診断動画をスタートすることが可能です。

終了画面にマルチリンク

動画の視聴後に表示される「終了画面」には、下記五つのインタラクションが用意されています。

①カウンセリング予約:ダイレクト外部リンク
②店舗の場所を知る:ポップアップ
③脱毛に関する記事:ダイレクト外部リンク
④もう一度診断する:ストーリー分岐
⑤スタッフのサロン紹介(恋肌様のみ):YouTube動画埋め込み

視聴後のアクションを複数用意し、視聴者がニーズに合わせて選べるようにすることで、視聴で終わらせず、次のアクションにまで繋げる動画になっています。

実際の数字


LP(ランディングページ)の代わりにインタラクティブ動画を用いる「LM(ランディングムービー)」として使われた今回の動画は、主にInstagramのフィード、ストーリー上に配信されました。

ご紹介する数字は、2019年7月,8月,9月の3ヶ月間の配信結果になります。

  • インタラクション率:365.4%
  • ポップアップ表示率:25.1%
  • リンククリック率:18.2%
  • 平均滞在時間:62.5秒
  • 10秒地点の視聴率:92.7%

多くのユーザーが「インタラクティブ動画」と認識

動画全体のインタラクション(タップ)率は365.4%でした。この数字から、動画に対して一人あたり3.6回以上タップしていることが分かります。

インタラクティブ動画は、まだ広く認知されている訳ではありませんが、多くのユーザーが「触れる動画」である事を認識し、動画を楽しんでいたことが分かります。

ユーザーは「タップで情報を得る」


「光脱毛 or 医療脱毛」の分岐地点、左右の下端に設置された「光(医療)脱毛とは」というポップアップタグは、ポップアップ表示率が23.4%と、小さめのタグを端に設置しているにも関わらず、高いインタラクション率を記録しました。
※動画全体のポップアップ表示率は25.1%

この結果から、「ニーズに合わせて、タップで情報を得る」というインタラクティブ動画の特長は、充分に作用することが分かりました。

タップポイントで離脱を減らす

また、再生開始から10秒地点までの視聴率が92.7%、言い換えると、再生開始から10秒地点までの間に離脱してしまうユーザーは7.3%に留まっていることがわかります。

インタラクティブ動画には、タップポイントを置く事で離脱を減らす効果があるため、今回の動画では、動画開始から3秒で選択画面に入り、早めにタップポイントを置くことで、即離脱を減らしています。

まとめ

MILを用いたインタラクティブ動画では、ユーザーに人気な「診断コンテンツ」をリッチな動画で表現することが可能になります。

Web上での動画活用をお考えの際には、ユニークな仕掛けで視聴者を楽しませながら、タップアクションを通じて多くの視聴データを取得できる、MILの活用を検討してみてはいかがでしょうか?

失敗しない!診断コンテンツの作り方&活用ガイド

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