今回は長野県立大学様のブランディング動画の制作に、MILを導入していただきました。
長野県立大学
理念
長野県立大学は、長野県の知の礎となり、未来を切り拓くリーダーを輩出し、世界の持続的発展を可能にする研究成果を発信することで、人類のより良い未来を創造し、発展させる大学をめざします。
概要
長野県立大学は、2018年4月に開学しました。
リーダー輩出、地域イノベーション、グローバル発信を軸に、主体的に行動し世界で活躍できる人材の育成を目的としています。
動画紹介
MILの利用目的
イノベーションを起こしていく"攻める人材を育てる大学"としてのイメージを伝えるためのブランディング動画になっています。
今回制作されたインタラクティブ動画は、公式サイトへの動画埋め込みに加え、オープンキャンパス等で配布されるパンフレットに動画へのQRコード記載をすることで活用されています。
動画のクリエイティブについて
メッセージを強調する
長野県立大学様は2018年に新設された大学であるため、大学に対するイメージがまだ学生に浸透していません。
今回の動画では、失敗やリスクを恐れずに"攻める"という大学のメッセージを、1分強の動画内に複数回表示することによって、学生に対して大学のイメージを印象づけています。
5人のインタビュー
大学の理事長、学長に加え、全三学科それぞれの在学生によるインタビューを、MIL動画上から視聴することができるようになっています。
在学生インタビューでは、「今あなたが攻めていることは?」という質問を基に、学生自身の活動や大学の特長について語っています。
理事長・学長インタビューでは、「長野県立大学が攻めていることは?」、「学生へのメッセージ」という二つの題材を基に、長野県立大学の"攻めている制度"や、在学生の特長について触れながら、大学の魅力を訴求しています。
インタラクティブ化のポイント
アテンションを挿入
タップ可能なポイントの直前に、「マークをクリックまたはタップするとインタビューがはじまります」というアテンションを強調して入れることで、視聴者に"動画に触れる"ということを事前に伝えています。
インタラクティブ動画は、学生のような若い世代にもまだ馴染みのあるものではないため、"触れる"というアテンションを挿入することで、タップ率の上昇が期待できると同時に、動画に対する興味を引く事ができます。
YouTube動画の埋め込み
※上記は画像です
今回の動画は、動画に触ることで視聴者が"ニーズに合わせて動画コンテンツを選択できる"というインタラクティブ動画の特長を、ストーリー分岐を用いるのではなく、ポップアップにYouTube動画を埋め込むことで表現しています。
ポップアップにYouTube動画を埋め込むと、MIL動画上でYouTubeのプレーヤーが開き、YouTube動画をMIL動画上で視聴する事ができます。
また、活用したい動画が複数ある場合、MILを活用し一本のインタラクティブ動画にすることで、HP上に設置する動画や、パンフレットに載せるQRコードを一つにまとめることもできます。
オリジナルのタグデザイン
MILではデフォルトのタグデザインだけでなく、オリジナルの画像(jpg,png)や、アニメーション画像(gif,apng)をタグデザインに設定することもできます。
今回は、"攻める"という言葉がテーマとなった動画であるため、タグデザインには"攻"という文字のapng(アニメーションpng)画像を設定しています。
動画に適したタグデザインを設定する事で、動画の世界観を壊さずに"触れる箇所"を知らせることができます。
まとめ
大学のように視聴者によってニーズ(学部、学科)が異なる場合、一本の動画だけで全てのニーズに対応することは極めて困難でした。
しかしインタラクティブ動画を活用すると、動画内で視聴者が情報をニーズに合わせて選び取ることが可能になるため、動画一本でも複数のニーズに対応する事ができます。
また、YouTubeやVimeoなどの動画プラットフォームに投稿している既存の動画を活用することで、簡単にインタラクティブ動画を制作することも可能ですので、動画施策をご検討の際には、MILの導入を検討してみてはいかがでしょうか。