» MILの使い方｜国内インタラクティブ動画編集ツール

MILブログを運営しているMIL株式会社が提供するインタラクティブ動画編集ツールです。特徴としては、動画内の「人・モノ・コト」に対して簡単にタグがつけられることと、海外サービスと比較した際、PC/SP共に素早く再生できることがあげられます。

※こちらは旧バージョンになりますので、下記リンクより最新版をご覧ください。

MIL最新版の使い方はこちら

MILの公式サイトはこちら

1 主な特徴
2 使い方の説明
3 デモ動画
4 まとめ

主な特徴

タグ付け

大きく2つのタグ付け方法があります。

固定タグ

固定タグは、不動の物体をマーキングしてタグ付けする機能です。例えば、動画視聴ユーザーを公式サイトへ誘導したい場合などがあれば、動画内に固定で企業ロゴを置いておき、企業ロゴに対して固定タグを活用すると便利です。

軌跡タグ

動く物体に軌跡タグを設定すれば、物体が動いていてもタグが追跡してくれます。タグの設定方法は、動く物体に対し始点と終点を決めた後、物体の軌跡となる中間を設定していくことで軌跡の処理が行われます。

使いやすさ

軌跡タグの設定は少しトレーニングする必要がありますが、固定タグやポップアップ情報の入力に関しては、誰でも簡単に操作することができる管理画面です。1つのタグ付けだけであれば、5分もかからず登録を完了させることができます。

視聴の速さ

海外のサービスはサーバー自体が国外にあるということもあり、通信環境によっては視聴が難しかったりしますが、MILはYOUTUBEなどと変わらず視聴をすることが可能です。詳細は事例のデモ動画をご確認下さい。

アップロードする動画の解像度及びファイルサイズによりますが、YOUTUBE同様「480p（480×854）」か「720p（720×1280)」をお勧めします。

想定できる活用方法

ファッション動画
How to 動画
飲食・サロン紹介動画
通販動画
アーティスト・エンタメ関係動画

使い方の説明

ログイン後

ログイン後、まずはインタラクティブ化させたい動画を左上の画像登録ボタンよりアップロードします。

タグ設定

次にタグ設定を選択します。

タグの名前と種類を選択

付けたいタグの名前を入力し、その後「固定タグ」「軌跡タグ」の中からタグの種類を選択します。ここでは、固定タグを選定します。

開始フレームを決める

タグ付けを開始したい場所を囲うように領域を指定します。

終了フレームを決める

終了フレームに数値を入力し、「タグ付けを行う」ボタンをクリックし、タグ処理を開始します。タグ処理が完了すると、指定した領域の中が”青く”なります。

タグデザインを選定する

タグデザインは、タグ付けしたタグデザインを、視聴者にどう見せるかを自由に設定できる機能です。

インタラクティブ動画は、動画内で起きる仕掛けをいかに視聴者にストレスなく、違和感なくスムーズに気づかせるかで、タグのクリック数やクリック率が大きく変わります。そのため、タグデザインを動画内容や視聴環境に合わせて表示させることが非常に大事です。

MILでは、重要なタグデザインをカスタマイズして設定することができます。

タグアクションの編集

タグアクションは、視聴者が設定したタグをタップした際に、どのようなアクションを返すかを設定することができる機能です。
MILでは、動画内容や動画の位置（序盤・中盤・終盤）などに応じて、最適なアクション設定をすることができます。

・視聴時間を向上する
・目的とするゴールへ誘導する
・完全視聴を目指す

など、動画自体の役割に合わせて機能を使いこなしましょう。

タグアクションの種類

以下4つのアクションができます。

ポップアップ
ダイレクト外部リンク
動画内リンク
電話リンク

ポップアップを設定する

ポップアップは視聴者がタグをタップした際、動画上にポップアップを表示させる機能です。
下記1セットとして、それぞれに内容を入力します。

見出しタイトル（40文字以内）
画像（380px×380px）
テキスト（100文字以内）
リンクボタンラベル（10文字以内）
リンクURL

ポップアップの確認

ポップアッププレビューボタンをクリックすると、保存を押さなくても編集したポップアップの見え方が確認できます。タグ付けされたインタラクティブ動画に関して、詳しくは下のデモ動画をご覧ください。

MILの使い方を動画で見る

デモ動画

まとめ

MILは国内サービスなので、海外サービスと比較すると編集がわかりやすく、またユーザー側の視聴スピードも速いというメリットがあります。ただ、機能面でいうと海外サービスの方が充実しているのは事実です。そのため、どういうインタラクティブ動画を制作したいかによって、インタラクティブ動画編集ツールを使い分けることをお勧めします。